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F病院への緊急入院。
「富山にお帰りになって
本格的に診てもらった方が
いいと思うんですがね。
なんてたってこの病気
長いんですから
やっぱり地元の方が・・・」
と、整形医が勧めるのも聞かず
「そこを何とか」と
わたしは強引に入り込んだのです。
今になって
冷静に考えれば
こんな患者に入り込まれた病院こそ
いい迷惑だったろうにと思え
「地元で本格的に」
と言われた
後で想像した整形医の本意だって
酌むべきだったろうにと思え
深く反省しています。
だけど
あの時はあの時
わたしには、富山まで帰る
体力も気力もなく
あの時はあの時
わたしには、富山まで帰る
体力も気力もなく
それしか
道が無かったのです。
縦になっても横になっても変らぬ
激痛に打ちのめされ
いつまで続くか分らぬ不安に
さいなまれる日々。
わたしはそんな日々を4日
家で寝て過ごし
5日目には車椅子を使い
『自称4女の受賞を祝う会』を
近くのホテルで
何とか笑顔で済ませたのです。
だけど、とうとう6日目に
我慢し切れず
F病院に無理言って
緊急入院させてもらったのです。
緊急入院させてもらったのです。
腰部脊柱管狭窄症は
打ち続く激痛との対峙です。
激痛の一端を話せば・・・
恥ずかしながら
例えばトイレ。
行きは行きで
1歩1歩
歩を進める毎に増す痛みに
休み休み
5歩ずつの歩行を何度も繰り返し
やっと辿り着くトイレ!
やっとこさ辿り着いたトイレで
「さあ、立小便を!」と
「さあ、気持ちよい放尿を!」と
思っては見ても
それは思ってみるだけの
高嶺の花の放尿。
前かがみに
立っているだけで増幅する
錐をもみ込まれる激痛に
出し切れぬまま
中断の止む無きに至る
毎度の放尿。
帰りは帰りで
残尿の不快感と
行きに倍する痛みに
ただ
呻き苦しみ崩れ落ち
四つん這いに這って
やっと辿り着くベッド。
経験した事の無い者には
決して理解し得ない
悶絶するか
笑っちゃうしかない凄絶な痛み。
腰部脊柱管狭窄症は
縦になっても
横になっても変らぬ
ノイローゼになりそうな
横になっても変らぬ
ノイローゼになりそうな
激痛との対峙です。