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孫嫁のナコちゃんのように
わたしも時々
母の手をとります。
爪を切ったり
散歩をしたりする時にです。
自慢じゃないけれど
母の手は本当にやわらか。
母を訪ねて来られた方が
「長寿にあやかりたい」と
手を握っては
「まるで赤ちゃんの手の様」
と言って驚くぐらい
色白の
柔らかい手をしているのです。
「ほらっ、見てみて!
触ってみてみて!
しっとりしてて
すべすべしてて、やわらかで
しみ1つ無いでしょ!
私なんか
ずっと若いのにこのしみ
ほんとに羨ましいのよ」
自称4女の遼子さんが
そう言って
研修の方々の笑いを取るほど
母の手は
すべすべやわやわなのです。
すべすべやわやわの秘訣
それはベルツ水。
母は遠い昔
師範学校で習ったベルツ水を
80数年間
使い続けているのです。
ベルツ水はその名の通り
ドイツ人教師だった
ベルツ博士の発明品。

ベルツ博士
決して高価な化粧品では
ありません。
母のベルツ水は
消毒用エタノール1
グリセリン1、水2の配合。
物の本には
水酸化カリウムも入れる
と書いてありますが
母はいつの間にか簡略化して
入れていません。
100歳になっても
赤ちゃんのような手で
いたい方は
1度試してみては
いかがでしょうか!
(ベルツ水の効能や正しい作り方は
ご自分でお調べください)
わたしも時々
母の手をとります。
爪を切ったり
散歩をしたりする時にです。
自慢じゃないけれど
母の手は本当にやわらか。
母を訪ねて来られた方が
「長寿にあやかりたい」と
手を握っては
「まるで赤ちゃんの手の様」
と言って驚くぐらい
色白の
柔らかい手をしているのです。
「ほらっ、見てみて!
触ってみてみて!
しっとりしてて
すべすべしてて、やわらかで
しみ1つ無いでしょ!
私なんか
ずっと若いのにこのしみ
ほんとに羨ましいのよ」
自称4女の遼子さんが
そう言って
研修の方々の笑いを取るほど
母の手は
すべすべやわやわなのです。
すべすべやわやわの秘訣
それはベルツ水。
母は遠い昔
師範学校で習ったベルツ水を
80数年間
使い続けているのです。
ベルツ水はその名の通り
ドイツ人教師だった
ベルツ博士の発明品。
ベルツ博士
決して高価な化粧品では
ありません。
母のベルツ水は
消毒用エタノール1
グリセリン1、水2の配合。
物の本には
水酸化カリウムも入れる
と書いてありますが
母はいつの間にか簡略化して
入れていません。
100歳になっても
赤ちゃんのような手で
いたい方は
1度試してみては
いかがでしょうか!
(ベルツ水の効能や正しい作り方は
ご自分でお調べください)
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東京に住んでいる
孫嫁のナコちゃんが
母をひょっこり
訪ねて来てくれました。
出張の途中です。
「おばあちゃん!
マニキュアしてあげるわね」
ナコちゃんは来るなりそう言って
母の手をとりました。
「薄いピンクにしてちょうだい。
濃いのはちょっと
どぎつ過ぎるからね」
母はもうにっこにこ
そう言って
ナコちゃんに指を預けたのです。

母のお気に入り
ピンクのマニキュア
わたしは
それを横で見ていました。
若い娘がさり気無く
百歳過ぎた母の手を
取ってくれるなんて!
わたしはナコちゃんの優しさに
感動したのです。
「おばあちゃん!
また来るからね。
その時は
もっときれいなマニキュア
捜して来るから
楽しみに待っててね!」
一晩泊まりのナコちゃんは
そう言って母の手を握り
帰って行きました。
ナコちゃんは
自分は
マニキュアをしない人なのです。
孫嫁のナコちゃんが
母をひょっこり
訪ねて来てくれました。
出張の途中です。
「おばあちゃん!
マニキュアしてあげるわね」
ナコちゃんは来るなりそう言って
母の手をとりました。
「薄いピンクにしてちょうだい。
濃いのはちょっと
どぎつ過ぎるからね」
母はもうにっこにこ
そう言って
ナコちゃんに指を預けたのです。
母のお気に入り
ピンクのマニキュア
わたしは
それを横で見ていました。
若い娘がさり気無く
百歳過ぎた母の手を
取ってくれるなんて!
わたしはナコちゃんの優しさに
感動したのです。
「おばあちゃん!
また来るからね。
その時は
もっときれいなマニキュア
捜して来るから
楽しみに待っててね!」
一晩泊まりのナコちゃんは
そう言って母の手を握り
帰って行きました。
ナコちゃんは
自分は
マニキュアをしない人なのです。
小春日和
そんな
暖かい晩秋のある日
わたしは
母と近くのDIYに行きました。
「まるで、天国のよう・・・」
母にそう言わせるほど
DIYの前庭は花一杯。
パンジーやらシクラメンやら
ポインセチヤやらが
所狭しと置かれておりました。


「お母さんは何色が好きだっけ?
黄色じゃなかったっけ?」
わたしが聞きました。
「そうよねえ
むかしは黄色が良かったけれど
今はぜ~ぶ好き!」
母が久し振りの外出に
浮き浮きした声で答えました。
「体が動くようになったら
また花を作りたいわ。
出来るかしらねえ」
母は花に見入りながら
独り言のように言いました。
母は
花毎に車椅子を止めさせ
花の一つ一つに
花びらの一つ一つに
そっと手を当てておりました。
そんな
暖かい晩秋のある日
わたしは
母と近くのDIYに行きました。
「まるで、天国のよう・・・」
母にそう言わせるほど
DIYの前庭は花一杯。
パンジーやらシクラメンやら
ポインセチヤやらが
所狭しと置かれておりました。
「お母さんは何色が好きだっけ?
黄色じゃなかったっけ?」
わたしが聞きました。
「そうよねえ
むかしは黄色が良かったけれど
今はぜ~ぶ好き!」
母が久し振りの外出に
浮き浮きした声で答えました。
「体が動くようになったら
また花を作りたいわ。
出来るかしらねえ」
母は花に見入りながら
独り言のように言いました。
母は
花毎に車椅子を止めさせ
花の一つ一つに
花びらの一つ一つに
そっと手を当てておりました。
イノシシが出るようになった
友人・Nの建築現場へ
行きました。
イノシシに荒らされている
とばかり思っていた畑は健在。
秋深しと言うのに
春菊やピーマンが
見事に育っていました。
その見事なピーマンを
母にとNがくれました。
翌日わたしは
Nにメールを送りました。
おはよう!
昨日のピーマン、美味かった。
お袋と
女房と3人で焼肉をして食った。
丹精のピーマンも八つ切りにし
焼いて食った。
やっぱり採りたてはぜんぜん違う。
「このピーマン
Nがお母さんにってくれたんだよ」
って強調すると
お袋が本当に嬉しそうに笑った。
やっぱりそうなんだよ、N。
「自分のことを
気にかけてくれてる人がいる」
そう感じられることが
心細い老いの生活の
オアシスなんだと思う。
ありがとな、N!
実家への道すがら
わたしは
ラジオを聞いていました。
どこかの放送局の
インタビュー番組です。
「人生の転機が来た時
何をして
生きようと考えたのですか?」
そう聞かれた元オリンピック選手が
答えました。
「アメリカの
ある人生指導者の言葉に
『他人の役に立つ事で
自分の好きな事
そんな事をして生きることが
最高の生き方だ』
って言うのがあったんですよ。
私はそれで目覚めたんです」
元選手がそう答えたのです。
このやり取りを聞いて
わたしは
『我が意を得たり』と思いました。
「俺は結構
いい生き方をしてるんだ!」
と、改めて思ったのです。
わたしは
高齢者や障害者の為の
福祉機器を開発しています。
「福祉機器の開発」
これはもちろん大事なこと。
わたしは
福祉機器の開発をしたいのです。
だけど
この番組で
改めて確認したのです。
その前提には
わたしが開発好きだってことが
あったことにです。
思考力が鈍ってからの
開発など
好きでなければやっていられないこと
でもあるのです。
わたしは
ラジオを聞いていました。
どこかの放送局の
インタビュー番組です。
「人生の転機が来た時
何をして
生きようと考えたのですか?」
そう聞かれた元オリンピック選手が
答えました。
「アメリカの
ある人生指導者の言葉に
『他人の役に立つ事で
自分の好きな事
そんな事をして生きることが
最高の生き方だ』
って言うのがあったんですよ。
私はそれで目覚めたんです」
元選手がそう答えたのです。
このやり取りを聞いて
わたしは
『我が意を得たり』と思いました。
「俺は結構
いい生き方をしてるんだ!」
と、改めて思ったのです。
わたしは
高齢者や障害者の為の
福祉機器を開発しています。
「福祉機器の開発」
これはもちろん大事なこと。
わたしは
福祉機器の開発をしたいのです。
だけど
この番組で
改めて確認したのです。
その前提には
わたしが開発好きだってことが
あったことにです。
思考力が鈍ってからの
開発など
好きでなければやっていられないこと
でもあるのです。