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『おっはー、N!

今日は日本晴れ
八ヶ岳の雪も多くなった。

この寒さじゃあ
もう消えないだろうな。

ホッカロンは気を付けないと
危ないよ。

お袋も時々使うんだが
 
俺はいっつも
低温火傷を心配してる。
 
だってね
お袋もちょっと前
 
低温火傷したんだよ。
 
俺んちじゃあ
寒さ対策に
 
便器の横に温風機を
置いておくんだけどさ
 
お袋が
 
斜めに座って
用を足していたもんだから
 
足が近づき過ぎて
低温火傷をしちまった。
 
「何で
斜めになんか座るのよ!
 
熱かったら足
離せばいいじゃない!」
 
って言ったんだが
 
「だって
 
少しぐらい我慢できるって
思ったんだもの」
 
って言うのがおふくろの返事。
 
「気を付けて!」
って期待するのが
 
そもそも間違ってるんだって
思い知らされたよ。

今もその、足首の
火傷の跡が残っていてね
 
その痕見るたび
自分の配慮不足に
 
俺はいっつも
悔恨の念に駆られてる。
 
どうしてもっと考えて
置かなかったんだとね。
 
『足を近付け過ぎたお袋が悪い』
なんて
 
屁理屈言ったって
もう駄目なんだ。
 
年を取ると万事
 
感覚も
判断力も鈍って来るんだよ。
 
お袋にゃあもうそんな
注意力期待できないんだ。

だけどね!!!
 
君はまだまだ若い。

東京と明野を月に何回も
行ったり来たりなんて
 
誰にでも
できる事じゃあないんだよ。
 
富山と山梨をしょっちゅう
行き来してる俺もだけど
 
俺たちゃあ結構若いんだよ
歳に比べて!!!』
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『-2℃
微風の、穏やかな朝です。

風邪がかなり治ったので
妻と明野に来ました。
 
dc84958c.jpeg
 友人Nの八ヶ岳
  山頂にうっすら雪が

 




1昨日、パジャマの
ズボンのポケットに
 
ホッカロンを入れたまま寝込んで
火傷しちゃった。

右足の
付け根の神経が痛む。
 
今朝はビッコを引きながら
散歩をして来た。
 
動かしてると
少しは良いようだ。
 
ここんとこ、次から次へと
体の部品が痛む。
 
歳なのかな?
気合い不足なのかな?』
 
友人Nから
Nらしくない
 
ちょっと
弱気なメールが来ました。
 
Nは一緒に行った箱根旅行で
風邪を引いてしまったのです。


それで、わたしは
メールを返しました。

 
『ミソノ、元気か?
 
ミソノの折角の提案だから
早速
 
添付した写真を投稿しました。

fd8e2bb8.jpeg 
 昭和19年冬の
 芽衣子が1歳の時の家族写真です。
 
 誰がだれかわかるかな?
 

お祖父ちゃんと伯父さんは
いがぐり頭。
 
ひっつめ髪のお祖母ちゃんは
着物ともんぺ。
 
セーラー服の伯母ちゃんたちは
おかっぱ頭とでっかい名札。
 
みんなが戦時中の、一般的な
制服姿で写ってる。
 
芽衣子もかわいいし
伯父さんだって利口そうだろ!?
 
伯母さん達も初々しいし
 
それより何より
 
お祖母ちゃんのもんぺ姿
結構いい感じだと思わないか?』
 
「おじちゃん!
『カーネーション』観てる?」
 
と、姪のミソノから
電話がありました。
 
「おじちゃん観てるんならね
おばあちゃんの写真投稿しない?
 
NHKで
当時の写真募集してるから。
 
おばあちゃんはおしゃれだし
フォトジェニックだから
 
採用される気がするのよ」
 
と、ミソノは言うのです。
 
 
『カーネーション』は
わたしのお気に入りの番組
 
面白くて
毎朝観ています。
 
だからわたしは
アドレスを教わり
 
早速投稿したのです。
今日は12月8日。
 
70年前の今日
太平洋戦争の戦端が開かれました。

母が入院している病院への道を
走っていると

e7afb709.jpeg 
 12月ももう
 半ばだというのに
 
 たわわに実った
 取られないままの柿の実が
 
あちこちに見られます。

昔は
 
神様と旅人の為だと言って
2つだけ残して全部取り切り
 
枯露柿にしたものですが
時代は変わりました。

せっかく作っても
今は飽食の時代です。
 
美味い物が他に
山ほどあって

わたしの子供達は
ひとつも食べないのです。

もちろん
 
わたしだって
昔みたいには食べません。
 
甘い物の無かった
子供の頃への郷愁で
 
ひとつふたつ食べるだけです。
 
それなのにわたしは
秋になるとやっぱり
 
200個以上の枯露柿を
作ってしまいます。
 
「そんなに作ってどうするの!?
誰も食べやしないのに!!」
 
っと、妻に馬鹿にされながらでも
作ってしまうのです。
 
でもね
 
そう言っておきながら
1番食べるのは妻なのです。
 
妻だって
 
あの食べ物の無かった
あの甘い物の無かった
 
あの戦後に育ち
 
枯露柿にはわたし以上の
郷愁を抱いているのです。
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