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芽衣子からお晴につなぎ
僕が付き添うようになった時には
ありがたいことに
おばあちゃんは
復活しつつありました。
点滴や酸素吸入器は外され
食欲も出て来ていて、毎食完食
間には、いつものように
バナナを食べたり柿を食べたり
するようにもなりました。
だから、その分更に
絶口調になりました。
「太郎はね
ちょっと出かけて来るって
言ってるのに
いつまで経ったって
帰って来ないんだから
ほんとに当にならないんだから」
と、あれやこれやの用足しに行く僕を
帰って来る度皮肉ったり
「誰か
見舞いに来てくれているんなら
そんなとこで話してないで
ちゃんと私に顔を見せてよ!」
と、部屋の隅で携帯をかけている
僕の方も確かめずに文句を言ったり
「また来るからって言ったって
そうそう来るもんじゃないのよね」
と、折角見舞いに来てくれた英子さんや
好子さんに
本音半分で言って
再訪を確約させたり
「自分で出来るくらいなら
他人になんか頼まないわよ!
出来ないから
頼んでるんじゃないの!」
と、布団のかけ直しを何度もさせられて
イラつく僕を逆襲したり
「この柵
まるで私を閉じ込めてるみたい。
ちょっとどけておいてよ
自由に下りられないじゃない!」
と、ベッドの柵を嫌がったり。
まあそう言われても
おしっこを出すためにバルーンを入れ
尿袋につながれているおばあちゃん
勝手にうろうろされて
転ばれても困るので
僕が部屋を出る時には
仕方なし
ベッドの周りに落下防止用の
手すりを立てざるを得ないのです。
だけどまあ兎に角
おばあちゃんは入院した時とは違って
大いに
絶口調になって来てはいるのです。
僕が付き添うようになった時には
ありがたいことに
おばあちゃんは
復活しつつありました。
点滴や酸素吸入器は外され
食欲も出て来ていて、毎食完食
間には、いつものように
バナナを食べたり柿を食べたり
するようにもなりました。
だから、その分更に
絶口調になりました。
「太郎はね
ちょっと出かけて来るって
言ってるのに
いつまで経ったって
帰って来ないんだから
ほんとに当にならないんだから」
と、あれやこれやの用足しに行く僕を
帰って来る度皮肉ったり
「誰か
見舞いに来てくれているんなら
そんなとこで話してないで
ちゃんと私に顔を見せてよ!」
と、部屋の隅で携帯をかけている
僕の方も確かめずに文句を言ったり
「また来るからって言ったって
そうそう来るもんじゃないのよね」
と、折角見舞いに来てくれた英子さんや
好子さんに
本音半分で言って
再訪を確約させたり
「自分で出来るくらいなら
他人になんか頼まないわよ!
出来ないから
頼んでるんじゃないの!」
と、布団のかけ直しを何度もさせられて
イラつく僕を逆襲したり
「この柵
まるで私を閉じ込めてるみたい。
ちょっとどけておいてよ
自由に下りられないじゃない!」
と、ベッドの柵を嫌がったり。
まあそう言われても
おしっこを出すためにバルーンを入れ
尿袋につながれているおばあちゃん
勝手にうろうろされて
転ばれても困るので
僕が部屋を出る時には
仕方なし
ベッドの周りに落下防止用の
手すりを立てざるを得ないのです。
だけどまあ兎に角
おばあちゃんは入院した時とは違って
大いに
絶口調になって来てはいるのです。
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「おばあちゃんは
安心できる状態に
ちょっとだけ近づいたようです」
と、昨日言ったのだけれど
熱が7度台に下がった
とはいえ
まだ痰が喉に絡むので
苦しい苦しい吸引は欠かせません。
おまけに
血中酸素濃度が
しばしば80台に下がり
その度息苦しくなるので
酸素吸入が欠かせません。
みんなが知らないと思うから
言うのだけれど、不思議なことに
酸素吸入の効き目が出るのは
吸入して直ぐじゃあありません。
楽になるのは
15分ほどしてからです。
おばあちゃんは今、自力で
排尿できないので
バルーンを挿入しています。
バルーンをやっていると
尿が自然に流れ出るので
尿意ってものを感じません。
最初の内こそ
「おしっこに行きたい、行きたい」と
癖で言っていたのだけれど
それがほとんど無くなりました。
この入院を機会に
1時間おきにトイレに起きる
夜の頻尿を治したいと
ベサコリン散5%0.20gの投薬も
してもらうことになりました。
栄養源は
点滴とキザミ食(ゼリー状)です。
キザミ食は
『嚥下能力が落ちているからだ』
というのだけれど
固いご飯の好きなおばあちゃんは
それが気に入らないのか
ただ食欲が無いだけなのか
そこの所は分からないのだけれど
『不味い』と言って
お粥さんなんか半分ほど残します。
そんなわけで
あれやこれやまだ大変だけれど
ともかく
「おばあちゃんは頑張っているから」
と言うのが
芽衣子からの報告です。
明日、芽衣子とお晴が
交代します。
安心できる状態に
ちょっとだけ近づいたようです」
と、昨日言ったのだけれど
熱が7度台に下がった
とはいえ
まだ痰が喉に絡むので
苦しい苦しい吸引は欠かせません。
おまけに
血中酸素濃度が
しばしば80台に下がり
その度息苦しくなるので
酸素吸入が欠かせません。
みんなが知らないと思うから
言うのだけれど、不思議なことに
酸素吸入の効き目が出るのは
吸入して直ぐじゃあありません。
楽になるのは
15分ほどしてからです。
おばあちゃんは今、自力で
排尿できないので
バルーンを挿入しています。
バルーンをやっていると
尿が自然に流れ出るので
尿意ってものを感じません。
最初の内こそ
「おしっこに行きたい、行きたい」と
癖で言っていたのだけれど
それがほとんど無くなりました。
この入院を機会に
1時間おきにトイレに起きる
夜の頻尿を治したいと
ベサコリン散5%0.20gの投薬も
してもらうことになりました。
栄養源は
点滴とキザミ食(ゼリー状)です。
キザミ食は
『嚥下能力が落ちているからだ』
というのだけれど
固いご飯の好きなおばあちゃんは
それが気に入らないのか
ただ食欲が無いだけなのか
そこの所は分からないのだけれど
『不味い』と言って
お粥さんなんか半分ほど残します。
そんなわけで
あれやこれやまだ大変だけれど
ともかく
「おばあちゃんは頑張っているから」
と言うのが
芽衣子からの報告です。
明日、芽衣子とお晴が
交代します。
芽衣子から朝
電話がありました。
「今日のお母さんは絶口調!!
いつもみたいに
言いたい放題言ってるわよ。
『先生が来てくれるのは
いいのだけれど
自分の言いたいことだけ
言って
さっさと行ってしまうなんて
どういうこと?』
って、辛口の批評をしてみたり
『みんなも良かったでしょ!
私が入院して。
うちの家族はみんな健康で
入院したことがないんだから
いい経験になるわよ』
って、恩を売ってみたり
調子のいい時間帯は冴え冴え状態。
絶口調だわよ」
と言うのが、芽衣子の報告。
おばあちゃんは
安心できる状態に
ちょっとだけ近づいたようです。
電話がありました。
「今日のお母さんは絶口調!!
いつもみたいに
言いたい放題言ってるわよ。
『先生が来てくれるのは
いいのだけれど
自分の言いたいことだけ
言って
さっさと行ってしまうなんて
どういうこと?』
って、辛口の批評をしてみたり
『みんなも良かったでしょ!
私が入院して。
うちの家族はみんな健康で
入院したことがないんだから
いい経験になるわよ』
って、恩を売ってみたり
調子のいい時間帯は冴え冴え状態。
絶口調だわよ」
と言うのが、芽衣子の報告。
おばあちゃんは
安心できる状態に
ちょっとだけ近づいたようです。
今朝
芽衣子と連絡を取りました。
薬のせいか、ありがたくも
おばあちゃんの熱が
37度台に下がりました。
今日は疑われる原因の
いくつかの検査をします。
入院時の誓約書は
僕と芽衣子が連帯保証人となって
提出します。
おばあちゃんは
『おしっこ』の『お』の字も言わず
一晩中、ひたすら眠っていたそうです。
バルーンを入れたからなのか
体力が無くなったからなのか
どちらかは分からないけど、ともかく
夜中に起きなかったので
「付添としては
病院の方が楽だった」
と芽衣子が電話口で
冗談を言ってくれました。
今朝は
痰が切れなくて苦しそうだったので
『吸引』してもらったそうです。
『吸引』は苦しいらしく
おばあちゃんは
入歯を食いしばって嫌がるのだけど
終われば天国
ぜいぜいしていた呼吸音が
急に静かになるんだそうです。
今は寝返りも打たず
すやすや寝ているそうです。
芽衣子と連絡を取りました。
薬のせいか、ありがたくも
おばあちゃんの熱が
37度台に下がりました。
今日は疑われる原因の
いくつかの検査をします。
入院時の誓約書は
僕と芽衣子が連帯保証人となって
提出します。
おばあちゃんは
『おしっこ』の『お』の字も言わず
一晩中、ひたすら眠っていたそうです。
バルーンを入れたからなのか
体力が無くなったからなのか
どちらかは分からないけど、ともかく
夜中に起きなかったので
「付添としては
病院の方が楽だった」
と芽衣子が電話口で
冗談を言ってくれました。
今朝は
痰が切れなくて苦しそうだったので
『吸引』してもらったそうです。
『吸引』は苦しいらしく
おばあちゃんは
入歯を食いしばって嫌がるのだけど
終われば天国
ぜいぜいしていた呼吸音が
急に静かになるんだそうです。
今は寝返りも打たず
すやすや寝ているそうです。
おばあちゃんが救急車で
F病院に緊急入院しました。
見守り当番の
芽衣子が付き添ってくれています。
熱が39度もあり
意識はもうろうとしています。
おばあちゃんは、いつも通り
昼には普通に食事をとりましたが
それから急に熱が出て来て
4時過ぎには38度、病院で39度。
主治医の診断では
軽い肺炎をおこしているが
発熱の仕方から見て
脱水症状もあるかもしれない
ということでした。
午後8時現在、点滴していますが
『手で触った感じでは
少し熱が下がって来たのかも』
と、芽衣子が言っています。
でもまあ、おばあちゃんは
何と言っても103歳
何があってもおかしくないので
みんなもそのつもりでいて下さい。
ご多聞に漏れずと言うか
当然と言うか、F病院には
常勤の内科医がいないので
ちょっと心配です。
F病院に緊急入院しました。
見守り当番の
芽衣子が付き添ってくれています。
熱が39度もあり
意識はもうろうとしています。
おばあちゃんは、いつも通り
昼には普通に食事をとりましたが
それから急に熱が出て来て
4時過ぎには38度、病院で39度。
主治医の診断では
軽い肺炎をおこしているが
発熱の仕方から見て
脱水症状もあるかもしれない
ということでした。
午後8時現在、点滴していますが
『手で触った感じでは
少し熱が下がって来たのかも』
と、芽衣子が言っています。
でもまあ、おばあちゃんは
何と言っても103歳
何があってもおかしくないので
みんなもそのつもりでいて下さい。
ご多聞に漏れずと言うか
当然と言うか、F病院には
常勤の内科医がいないので
ちょっと心配です。