×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
芽衣子からお晴につなぎ
僕が付き添うようになった時には
ありがたいことに
おばあちゃんは
復活しつつありました。
点滴や酸素吸入器は外され
食欲も出て来ていて、毎食完食
間には、いつものように
バナナを食べたり柿を食べたり
するようにもなりました。
だから、その分更に
絶口調になりました。
「太郎はね
ちょっと出かけて来るって
言ってるのに
いつまで経ったって
帰って来ないんだから
ほんとに当にならないんだから」
と、あれやこれやの用足しに行く僕を
帰って来る度皮肉ったり
「誰か
見舞いに来てくれているんなら
そんなとこで話してないで
ちゃんと私に顔を見せてよ!」
と、部屋の隅で携帯をかけている
僕の方も確かめずに文句を言ったり
「また来るからって言ったって
そうそう来るもんじゃないのよね」
と、折角見舞いに来てくれた英子さんや
好子さんに
本音半分で言って
再訪を確約させたり
「自分で出来るくらいなら
他人になんか頼まないわよ!
出来ないから
頼んでるんじゃないの!」
と、布団のかけ直しを何度もさせられて
イラつく僕を逆襲したり
「この柵
まるで私を閉じ込めてるみたい。
ちょっとどけておいてよ
自由に下りられないじゃない!」
と、ベッドの柵を嫌がったり。
まあそう言われても
おしっこを出すためにバルーンを入れ
尿袋につながれているおばあちゃん
勝手にうろうろされて
転ばれても困るので
僕が部屋を出る時には
仕方なし
ベッドの周りに落下防止用の
手すりを立てざるを得ないのです。
だけどまあ兎に角
おばあちゃんは入院した時とは違って
大いに
絶口調になって来てはいるのです。
僕が付き添うようになった時には
ありがたいことに
おばあちゃんは
復活しつつありました。
点滴や酸素吸入器は外され
食欲も出て来ていて、毎食完食
間には、いつものように
バナナを食べたり柿を食べたり
するようにもなりました。
だから、その分更に
絶口調になりました。
「太郎はね
ちょっと出かけて来るって
言ってるのに
いつまで経ったって
帰って来ないんだから
ほんとに当にならないんだから」
と、あれやこれやの用足しに行く僕を
帰って来る度皮肉ったり
「誰か
見舞いに来てくれているんなら
そんなとこで話してないで
ちゃんと私に顔を見せてよ!」
と、部屋の隅で携帯をかけている
僕の方も確かめずに文句を言ったり
「また来るからって言ったって
そうそう来るもんじゃないのよね」
と、折角見舞いに来てくれた英子さんや
好子さんに
本音半分で言って
再訪を確約させたり
「自分で出来るくらいなら
他人になんか頼まないわよ!
出来ないから
頼んでるんじゃないの!」
と、布団のかけ直しを何度もさせられて
イラつく僕を逆襲したり
「この柵
まるで私を閉じ込めてるみたい。
ちょっとどけておいてよ
自由に下りられないじゃない!」
と、ベッドの柵を嫌がったり。
まあそう言われても
おしっこを出すためにバルーンを入れ
尿袋につながれているおばあちゃん
勝手にうろうろされて
転ばれても困るので
僕が部屋を出る時には
仕方なし
ベッドの周りに落下防止用の
手すりを立てざるを得ないのです。
だけどまあ兎に角
おばあちゃんは入院した時とは違って
大いに
絶口調になって来てはいるのです。
PR
この記事にコメントする