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東北関東大震災!
 
八ケ岳南面にある
わたしの実家も揺れました。
 
わが故郷は、震度5強。
 
わたしは
70年近く生きて来ましたが
 
地震体験装置での体験を
除けば

こんなに揺す振られたのは
初めて。
 
地面がうねる感触を実感し
 
震源近くの方々の
恐怖と不安に同情したのです。
 
当日のわたしは午前中
 
去年、ヘルニヤの手術をしてもらった
K病院へ

6ヶ月検診に行きました。
 
「完治してます!飛来さん!」
 
と、神の手を持つ院長から
嬉しいご託宣をもらい

ルンルン気分で
午後早々に帰宅。
 
母屋とは別棟の百寿舎で
パソコンを開きました。
 
中国に行っている友人やら
誰やらのメールに目を通し
 
返事を書いている時
それは突然来たのです。
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2011年
3月11日14時46分
 
三陸沖を震源に

国内観測史上最大
マグニチュード9.0の地震が発生。
 
この地震と
続いて起こった大津波によって
 
数え切れない方々が亡くなり
負傷し
 
家族や友人、家財、頼るべき術
全てを失くされてしまいました。
 
亡くなられた方々に

衷心より
お悔やみ申し上げますとともに
 
罹災された方々に
心からのお見舞いを申し上げます。
 
壊滅的な惨状を
次々と映し出すテレビに
 
釘付けになるしかないわたし。
 
「復旧出来るんだろうか?」

と、遠い目をして立ち尽くす
方々に
 
慰めの言葉も見つからない
この数日のわたしです。
 
だけど、やっぱり
 
「心を寄せる
わたし達がいますから


祈っている
わたし達がいますから」
 
とだけは
言わせて欲しいのです。
「これ、たたんで頂戴」
と、母に頼まれるたんび
 
「自分でたためないんなら
たたまなきゃいいじゃない。
 
ティッシュなんて
そのまま使えばいいんだよ。
 
ぼかあやだね!」
 
っと、わたしは
 
すがるような目をした母の頼みを
いつも断っていました。
 
母は、それが仕事みたいに
しょっちゅう
 
ティッシュペーパーを
たたんでいます。
 
「使う時、便利だから」
と、言うのです。
 
だけど、母にとって
 
ティッシュを二つ折り
四つ折りにするのは大変な作業。
 
やっているうちに
たたむどころか

2枚重ねのものが
ずれちゃったり

1枚ずつに
なっちゃったり
するのです。
 
それでイラついて
「たたんで頂戴」となるのです。
 
いつもすげなく断って来た
わたしですが
 
今日は少し反省して
「何でたためないのよ」
 
と、聞いてみたのです。
 
すると、縁がどこなのか
分らないと言うのです。
 
言われてみれば確かに
理由がありました。
 
炬燵板が白色だったのです。
 
それで早速
黒色のに替えてやりました。

051c0ad3.jpeg8accb259.jpeg
 
  見え方にこんな差が





「お母さん!
今度は境目よく分かるでしょ!」
 
わたしはしてやったりと
自慢気に言ってやりました。
 
しばらくたたんでみていた母が
言いました。
 
「境目はよく見えるんだけどね
手が言う事をきかないのよ」って。
 
 
母にはまだまだ
不満が残っているのです。
「お母さんの体力知力気力を
現状維持させたいので
 
私は今回
下記のような支援をしました」
 
と、3女が母の支援策を
書き残しておいてくれました。
 
 
        朝9時になったら
寝ていても声かけして起す
 
        トイレの後、洗面所で
お湯でしっかり洗顔させる
 
        ベッドで横にならせ
指先から手、腕から肩、身体
足先から太ももまでをしっかり揉む
 
        お腹も揉む
 
○ お母さんは声をかければやるので
自分でも、足を伸ばしたり
腕を伸ばしたり、背伸びをさせたりする
 
        その後、炬燵で
大好きな化粧をさせる
 
        お母さんが化粧している間に
朝食準備
 
        往復も大事な運動なので
食事はキッチンでとらせる
 
        階段の所で
足踏みや背伸びをさせる
 
        食後に必ず歯磨きさせる
 
        爪楊枝を欲しがる事もあるけれど
それより先に歯磨きを促す
 
        入れ歯を外して磨かせるので
10分位、立っている事になり
大変だけど、やり通させる
 
        ただし、その後
タオルの所まで戻るのは足元が危ないので
必ず手を引いてあげる
 
        日中のトイレは
少し長いなと思ったらトイレに行って
大便かどうか声かけする。
もしそうなら、水洗でお尻を洗うのを手伝い
ペーパーで拭く。
カレンダーに付けておき、次の参考にする
(大体午前中でした)
 
        私は毎日1時間、日中に外出しました。
時間をはっきり言って、お母さんが
独りで留守番できるようにする
 
        日記を書かせる
 
        遼子さんから頂いた詩を
声に出して2、3編読ませたり
読んで上げたりする
 
        感想を聞いたり
関連する事をおしゃべりする
 
        日中のトイレの後は
下着などの上げ方を確認する
 
        夕ご飯の後、炬燵をずらして
足台に足を伸ばさせ
両足から太ももを2、30分じっくり揉む
 
        そしてベッドへ
 
        水飲みの水替え
ティッシュペーパーの折った物を
数枚枕元へ
 
        リップクリームをつけてあげる
 
という具合で、1日を終えて下さい。
 
お母さんと1日中
向かい合っているのは大変なので
 
合間には本を読んだり
編み物をしたり、気分転換して下さい。
 
でもいろんな意味で
あと一息だと思うので
 
み~んなで、頑張ろうね。
晴子様 瑠璃様 太郎様
 
 
 死ぬ気で頑張って

独りで
トイレに行ってるのよ。

夜中に
みんなを起しちゃ悪いから
 
って、お母さんが言っていました。
 
泣かせますよね。
 
夜、襖を開けて
 
お母さんがトイレへ
往復しているのを見ていると
 
『漏らしてはいけない!
みんなを起しちゃいけない!』

の一心で
 
本当に凄い努力をして
頑張っているのが分ります。
 
ベッドに辿り着く頃には
息遣いも荒くなっています。
 
布団に入るまでには
 
体の芯が冷え切るほど
時間がかかっています。
 
私達見守り隊が
手を貸せば

何という事はないのですが
 
夜中に5度10度となると
ちょっと付き合い切れない。
 
「そんなに行かなくたって
いいじゃない!!」
 
なんて、嫌味のこもったひと言を
つい言ってしまいそうです。
 
だから、何としてでも
 
お母さんの
体力知力気力を

現状維持させたいのです。
 
それで、今回私は
下記のような支援をしました。
 
もっといい方策
支援の仕方があったら
 
次回までに提案して下さい。
 
でも
 
翔子姉さんと眸姉さんには
来てもらっても
 
食事を作ってもらうだけで
精一杯。
 
お母さんの体力作り支援は
きっと無理だよね!

だからね、分るでしょ!
残りが頑張らないとね!
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