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「これ、たたんで頂戴」
と、母に頼まれるたんび
「自分でたためないんなら
たたまなきゃいいじゃない。
ティッシュなんて
そのまま使えばいいんだよ。
ぼかあやだね!」
っと、わたしは
すがるような目をした母の頼みを
いつも断っていました。
母は、それが仕事みたいに
しょっちゅう
ティッシュペーパーを
たたんでいます。
「使う時、便利だから」
と、言うのです。
だけど、母にとって
ティッシュを二つ折り
四つ折りにするのは大変な作業。
やっているうちに
たたむどころか
たたむどころか
2枚重ねのものが
ずれちゃったり
1枚ずつになっちゃったり
ずれちゃったり
1枚ずつになっちゃったり
するのです。
それでイラついて
「たたんで頂戴」となるのです。
いつもすげなく断って来た
わたしですが
今日は少し反省して
「何でたためないのよ」
と、聞いてみたのです。
すると、縁がどこなのか
分らないと言うのです。
言われてみれば確かに
理由がありました。
炬燵板が白色だったのです。
それで早速
見え方にこんな差が
「お母さん!
「お母さん!
今度は境目よく分かるでしょ!」
わたしはしてやったりと
自慢気に言ってやりました。
しばらくたたんでみていた母が
言いました。
「境目はよく見えるんだけどね
手が言う事をきかないのよ」って。
母にはまだまだ
不満が残っているのです。PR
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