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満102歳になって
母は何だか一段と
衰えてきたように感じます。
1番弱って来たのが足。
わたしが作った可動手摺では
身体を支え切れず
ぐらぐらして、危うく
転びそうになるのです。
だから
側にいる時には嫌でも
トイレに行く母の手を
引いてやるようにしたのです。
2番目が耳。
面と向き合い
眼を見て話さなければ
いくら大声で話しても
聞き取れなくなりました。
だから側にいる時には
嫌でも仕事の手を止め
母の眼を見て
話すようにしたのです。
3番目が目。
新聞を読んでも、テレビを観ても
直ぐ目が痛くなるのです。
しかも、涙がよく出るので
目尻がただれてくるのです。
サンコバをつけたり
クラビットをつけたりすれば
一時はいいのだけれど
直ぐまた駄目になるのです。
こんな、何もかもが駄目になった
母ですが
よろよろしながらでも
スリッパを
向こう向きに揃えて脱いだり
畳に落ちている綿ゴミを
拾って始末したりするのです。
母は何か
「雀百まで踊り忘れず」
みたいな、母なんですよ。PR
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