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「もうみんな、私が生きていること
迷惑なんじゃない?」
と、母に言われて
一瞬怯んだわたしですが
そこはそれ年の功
すかさずショック療法に
撃って出たのです。
「お母さん、何言ってるの!
迷惑に決まってるじゃない。
折角、テレビの
面白いとこ見てるのに
自分じゃ行きたくない
トイレに付き合わされるんだよ。
いい迷惑に
決まってんじゃない!」
「じゃあ、私はどうすればいいのよ!
死ねって言うの?」
と、母が「ムッ」っとした声で
突っかかって来ました。
最近の母は
ちょっと前までとは大違い
結構ストレートに感情を表すのです。
「死ぬかどうかは
お母さんが
自分で決める事じゃない!」
「そんなこと言ったって
自分じゃ、死にたくたって
死ねないじゃない!
じゃ、太郎
手伝ってよ!」
「やだね、ぼかあ。
そんな手伝い、真っ平ご免だよ」
「じゃあ、どうすればいいのよ」
「じゃあ、どうすればたって
しょうがないじゃない。
頑張るしかないじゃない。
僕もやだけど
トイレ、行くのを手伝うからさ。
頑張って
生きるしかないんじゃないの?
お母さん。
みんなお母さんの生き方
目標にしてんだからね。
愚痴言ってるお母さんなんて
誰も
見たかあないんだからね!」
『満102歳の老婆相手に
こんな酷い言い方をして・・・』
と、非難ごうごうだとは思いますが
最近の母には
こんなショック療法が
結構いい気分転換になるのです。
それが証拠に
こんな言い合いをしている間に
母の気持も段々静まり
引き攣った顔にうっすら
笑顔が戻って来たのです。PR
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