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春
爛漫の春
花満開の春
わが家の庭は今花一杯
宝石のように輝く
去年植えたばかりの
新種のチューリップもあれば
祖父が植え
父や母が手入れをし
ずうっと
咲きついで来た桃もあり
それらが今
母が「毎日が花曜日」に
書いたように
みんな大口開けて
笑いさざめいているのです。
だけど
わたしにとっての
近年の春は
詩人、劉希夷の詩を
何となく
思い出してしまう春なのです。
古人復た洛城の東に無く
今人環た対す落花の風
年年歳歳花相似たり
歳々年々人同じからず
言を寄す全盛の紅顔の子
応に憐れむべし半死の白頭翁
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