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最近
わたしは妻と
テレビ体操を始めました。
ラジオ体操が始まってから
ずうっと続けてきた母を真似
わたし達も
健康な老後を送りたいと
思い立ったのです。
ある朝のこと・・・
「膝を曲げて手を床に
元に戻って腰に手を
上体をゆっくり反らしましょう!」
と、指導者の声が
わたし達の気持を引き締めるように
凛と響きました。
だけど
その声に被せたピアノ演奏に
思わず
笑っちゃいました。
だって、その曲が
ロシア民謡
「赤いサラファン」だったのです。
「赤いサラファンぬうてみても
たのしいあの日は帰えりゃせぬ
たとえ若い娘じゃとて
何でその日がながかろう
燃えるようなそのほほも
今にごらんいろあせる
その時きっと思いあたる
笑ろたりしないで母さんの
言っとく言葉よくおきき
とは言えサラファンぬうていると
お前といっしょに若がえる」
【ロシア民謡訳詞】津川主一
体作りに精出すわたし達は
この歌で
「頑張れば何とかなる」
と、励まされているのか?
「頑張ったってどうせ駄目」
と、くさされているのか?
果たしてどちらなのか?
ひねくれ者のわたしには
何となく
くさされているように聞こえ
そんな風に聞いてしまう
わたし自身の老いに
笑ってしまったのです。
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