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そうなんです。
Nのメールじゃあないけれど
田舎はもう、大変な状態。
「豊かな自然に恵まれて」
なんてきれいごと
言ってる余裕は無いんです。
母の住む八ケ岳南面や
Nの住む茅が岳のふもとでは
鳥や獣たちが
物凄い勢いで増え
わたしが子供だった頃
姿を見なかった生き物たちが
平気で、人前に出て来るように
なりました。
熊、猪、鹿、狸、狐、猿、兎、リス
ハクビシン、烏、鷺、トンビ 雉・・・。
わたしの実家の周りには
流石に熊は出ませんが
鹿はもちろん、狐や狸が
昼、夜かまわず走り回っています。
問題は、それらが農作物を
踏み荒らし、食い荒らしていること。
交通事故だって
引き起こしていること。
1ヶ月ほど前には
1ヶ月ほど前には
実家近くの脇道で
鹿が轢かれて
死んでいたという話だし
わたし自身
1年程前、事故にあった
狸の死体を見つけているのです。
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夏の盛りのある日
友人Nから
写真付きのメールが来ました。
飛来へ
今朝はおっかない話を1つ。
一昨日の晩の8時
隣の富水夫妻が広域農道の
君も知ってる、あの左カーブに
差し掛かった時のことだった。
右から突然、大きな黒い塊が
飛び出して来た。
ブレーキをかける余裕もなく
ドスン!
「熊だ!」
と、奥さんが
金切り声を上げた。
富水さんには何が何だか
分らなかったのだけれど
ともかく
何か黒い塊が
右前部にぶつかった後
右タイヤにも
当たったことだけは分ってた。
「すわ、一大事!」
と、富水さんは
急ブレーキをかけ
恐る恐る
引き返しては見たんだが
黒い塊は、もう
どこにも無かったという話。
添付の写真は、翌朝僕が撮った
富水さんの車の前部だ。
ブラスチックのバンパーが
大きく凹み、一部が鋭く切れている。
ぶつかったのは
やっぱり、熊だった。
それが証拠に
ビックラこいたことに
何と、ホイールに
熊のうんこが付いていたんだよ。
熊の奴、よっぽど驚いたと見え
脱糞しちまってたんだ。
富水さんと熊とが
遭遇した左カーブは
Nの家から3分と離れていない
茅が岳広域農道にあります。
Nの家に行く時
わたしも通るこのカーブ
もう熊の脅威は
他人事ではないのです。
母を褒め励まし、勇気付けてくれた
感想文の数々
母は本当に喜んでおりました。
書かれた方の
お許しは頂いておりませんが
感謝の気持から
2通だけ、ご紹介いたします。
飛来乙女さんのお宅訪問ですが、バス移動というのも新鮮でよかったです。遼子先生のお話を聞いている間、どんなおばあちゃんが出て来るんだろうとソワソワしてしまいましたが、入って来た飛来さんのおしゃれなこと、ビックリしました。午前中まで寝ていたなんて・・・調整して頂き、ありがたいと思いました。家族みんなが飛来さんの側にいて、『嫁独りが面倒を見る』という固定した考えでない所が良いと思いました。飛来さんは101歳を過ぎてなお、自分の耳で聞きたい、目で見たいと頑張っておられます。そういう気持ちを見習わなければいけないと思いました。何をするにも記録をつけながら続けているとの事、「やりっぱなしでない所」が、普通の人との違いかなと思いました。今日は飛来さんにお会いできて、本当に良かったと思いました。有難うございました。
※
飛来乙女さんにお会いした研修は本当に良かったです。40代にして、子育てや仕事に自分の守備範囲を決め付けて生活していましたが、生きるという事をストレートに教えて頂け、これからの人生に大きく関わる体験となりました。介護職をしているので、この体験を得て、また1つ違う角度から介護できると思います。
百寿舎での研修会から
1週間経ったある日
介護実習普及センターから
研修された方々の感想文を
頂きました。
細かい字の読めなくなった母に
1文、1文読んでやると
「私って
世界一の幸せ者。
何のとりえもなくなった私に
あんなにたくさんの方が
会いに来て下さるなんて
本当にありがたくて
嬉しくて。
お出かけはもちろん
大好きな草取りも花作りも
何もかも
ままならなくなった私なのに
こんなに褒めても下さって!
私がもう駄目だってことは
私自身が
一番分っていることなのよ。
でもね、分ってはいてもね
こういう手紙をもらうと
ほんとに嬉しいの。
私ももう一踏ん張り
頑張って生きなきゃあ!
って、そう思えて来るのよ」
母はそう言って
珍しく、目尻を拭きました。
皆さんのお褒めの言葉や励ましが
母をどんなに勇気付けていることか!
人生の終末期を
心細く生きている母は
皆さんから頂いた
お褒めの言葉で
お褒めの言葉で
明日に向かって、また
小さな一歩を踏み出せるのです。
皆さん、本当に有難う!
息子のわたしからも厚くお礼申します。 皆さん、本当に有難う!
お祖母ちゃんの
『誤嚥対応マニュアル』
好物にこそ落とし穴!
好物にこそ落とし穴!
1. 食べさせてはならない物
甘過ぎる物、辛い物、酸っぱい物、粉物
大き過ぎる物、噛み切れない物
入れ歯に粘り付く物
水が飛び出す物
喉に滑り込みやすい物
チョコレート ピーナッツ シシトウ 唐辛子
キムチ 酢の物 酢漬け 大きい餅 きな粉
落雁 最中 饅頭 チューインガム プチトマト
プラム 蒟蒻娘 信玄餅
プラム 蒟蒻娘 信玄餅
2. サイズ&形態
食材は、半口大に小さく切る
噛み切り易く、切れ目を入れる
粉物は、水やお湯などで溶き
全体としてとろみをつける
箸でつまめる量を少なくする
入れ歯が入っているので
大きいと噛みにくい上
口一杯になり、誤嚥しやすくなる
ただし、最小でも1.5cm程度とし
噛んでいる実感を持たせる
粉物は気道に入りやすい
焼餅雑煮に限らず、餅は小さく切る
肉、イカ、タコには、切れ目を入れる
プチトマトなどは、半割にする
黄粉などは、水やお湯で溶いたり
片栗粉でとろみをつけたりする
片栗粉でとろみをつけたりする
( 料理バサミが便利 )
3. 食べる時
うつむき加減で食べる
顎を引いたまま飲み込む
目を開いて食べる
ゆっくり、しっかり噛む
一箸分づつ、食べ終わる
飲み込んでから、次のを食べる
顎を上げると咽頭と気管が直線になり
誤嚥しやすくなる
4. 食事相手へのお願い
急がせない
口にたくさん詰め込まないよう見守る
目を開いて食べるよう見守る
うつむき加減で食べるよう見守る
食べている時は話しかけない
むせた食べ物を記録する
話しかけは
口に何も入ってないのを確認して行う
5. むせたら
水は飲ませない
落ち着いたら、口を大きく開いて
『カハーッ』と強く息を吐かせ
喉の部分の残留物や痰を吐き出させる
落ち着いたら、口を大きく開いて
『カハーッ』と強く息を吐かせ
喉の部分の残留物や痰を吐き出させる
上向きだと
1度出た物が、再び気道に入ってしまう
水を飲ませると
1度出た物が、水と一緒にまた気道に入る
叩く時は、手のひらをカップ状にする
6. 緊急時の対応 窒息
先ず人を呼ぶ
迷わず、救急車(119)を呼ぶ
指をつっこんで、喉から異物をかき出す
食べ物も入れ歯もかき出す
掃除機のパイプを咥えさせ、吸引する
それでも駄目な場合は
介助者がお祖母ちゃんの後ろに廻り
右手の拳をみぞおちに置き両手を添えて
下から上へ腹部を勢いよく圧迫
して強い呼気を起して吐き出させる
7. 意識が無くなったら
迷わず救急車(119)を呼ぶ
心臓マッサージをする
乳房と乳房の間に手のひらを重ね
強く押す
乳房と乳房の間に手のひらを重ね
強く押す
1分間に100回ぐらいの速さで押す
肋骨は折れても仕方が無い
『もしもしかめよ』の歌ぐらいの速さで押す
『もしもしかめよ』の歌ぐらいの速さで押す
喉が詰まっているなら、人工呼吸は無意味
ご注意
マニュアルの中の絵は
社会福祉法人 梅寿荘の
「誤嚥時の対応マニュアル」を
使わせて頂きました。