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そうなんです。
わたしは心ならずも
多分優しくなったんです。
それには、理由があるのです。
母にはちょっと前まで
わたしに逆らう
パワーがありました。
わたしが駄目と言っても
強引にやってしまう
パワーがあったのです。
「さっき言ったじゃない」
と、わたしがそっぽを向いても
「誰が来るんだっけ?」
と、聞き直す
パワーがあったのです。
気に触る事を言えば
「何でなのよ!」と
わたしに食って掛かる
パワーがあったのです。
それが最近
そのパワーが
無くなって来たのです。
101歳の誕生日を前にしての
入院騒ぎ。
そればかりでなく
日々目に見えて
衰えていく気力や体力。
100歳のお祝いをした後
母は急に衰えて来たように
思えるのです。
100歳を目前にした
去年の夏など
「私の記念館を建てないんなら
死んでも死に切れない!」
と、ほざいていたのに
たった1年で
すっかり
気力、体力が落ちて来たのです。
母の反発があればこその
わたしの嫌味。
反発してもらいたくて
わたしは
嫌味を言っていたような
ものなのです。
反発の強さで
わたしは
母との契りの深さを確認し
母の活力を
確認していたのです。
わたしは反発できない母に
嫌味を言えるほど
傲慢ではないのです。
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