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「死を受け入れられる」
恩師の
このちょっと重い言葉に
わたしは
一瞬固まってしまいました。
何と答えればいいのか
話をどこへ持って行けば
いいのか
恩師の歳を思い
自分たちの歳を思う時
軽々しく
口を開けなかったのです。
「先生!
そりゃあ未だ先生が・・・
自分の死ってものを
5年も
10年も先のことだって
そう思っているからこそ
言える言葉なんじゃないですかね」
話題の重さにも関わらず
わたしの迷いにも関わらず
誰かがズバッと切り込んでくれ
場内騒然
死についての大論争に
なったのです。
だけど
論争は論争として
わたしにとっての「死」は
やっぱり
遠いものでなきゃあ
かないません。
そう思わなきゃあ
気軽に生きていられません。
笑って生きていられません。
母は96歳の時
師範学校時代の
最後の友人を亡くしました。
「どっちが先に逝くのかねえ」
最後に会った時も
二人は
笑いながら
そう話し合っていたのです。
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