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除草
わたしが実家に帰る度
必ずやるのが除草。
除草剤を撒いたり
草刈機を使ったり
わたしは
慣れない仕事をやるのです。
ちょっと気を許すと
庭や花畑は
あっという間に草ぼうぼう。
だからわたしは仕方なく
帰るたんび、除草するのです。
母が
草取りを出来なくなって
近所の小母さんに頼むようになって
近所の小母さんが出来なくなって
シルバーセンターに頼むようになって
それも出来なくなって
除草が
わたしの仕事になりました。
最初の内こそ座り込んで
鎌で取ったりもしていましたが
とてもとても
そんなことで済む話ではないのです。
突き出たお腹で息苦しいし
腰は痛くなるし
足もしびれて来るし
指だって痛くなる。
嫌々ながらのわたしに
やれるものではなかったのです。
しかも困ったことに
時間がかかります。
せっかく実家に帰っても
母と話す時間がなくなるほど
時間がかかるのです。
それでとうとう
除草剤や草刈機を使うように
したのです。
「除草剤は
土地や作物に悪いし
草刈機じゃあ根が取れないし
そんなやり方じゃあ駄目!」
っと、自分でやれない母が
たびたび文句を言います。
だけど、やるのはわたし。
母の文句なんて
聞いてなんかいられません。
「庭や花畑に
作物なんて作らないでしょうが!」
とか何とか打て返しをしつつ
わたしは
わたし流を続けているのです。
でも・・・
自分でやるようになって
家屋敷を守ってくれていた
母のありがたさを
思い知ってもいるのです。