[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
12月に入って
わたしは
母と3女と
3人で本屋に行きました。
2007年から使い始めた
母の3年日記が
終わるからです。
「お母さん
来年は1年日記にしたら?
3年日記じゃ重すぎて
仕舞ったり出したりが
大変でしょ」
日記の出し入れで苦労している
母を見ていたわたしは
そう言って
1年日記を薦めたのです。
「そうよね
3年日記は本当に重いのよ。
やっぱり
1年日記にしようかしら」
母もそう言ったので
3人であれこれ
品定めしたのです。
「このピンク色の表紙のが
きれいじゃない?」
と、3女が薦めれば
「きれいだけれど
汚れが目立つからね」
と、母が断り
「今まで通り
縦書きがいいんじゃないの」
と、わたしが薦めれば
「今時は横文字が多いから
横書きの方が・・・」
と、断った母。
歳は取っても
自分の意見を持っている母。
結局母は自分で
茶表紙、横書きの
1年日記を選んだのです。
「1年日記にしたらって
太郎ちゃんが言った時には
ハラハラしちゃった。
1年日記だなんて
寿命を決めるみたいで
嫌だもの。
お母さんがそうねって
言ってくれたからよかったけど」
後で
3女がわたしに言いました。
母はこの何十年
3年日記を使い続けてきました。
3女に言われるまでもなく
わたしは
母に1年日記を薦める事に
気が引けていたのです。