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昨日、久し振りに
母と庭に出て
花を眺めました。
「東風吹かば匂ひをこせよ梅の花
主無しとて春な忘れそ」
菅原道真の
こんな歌を思い出す
花日和だったです。

母と西洋オダマキ
このオダマキは10年前
わたしの長男がヨーロッパ土産に
持ってきた物
母は大事に育ててきたのです
母は永年、たくさんの花々を愛で
育てて来ました。
だけど今はもう、それが出来ません。
たまにわたしと庭に出て
咲いた花を眺めるだけになりました。
膝も腰ももう
立つのがやっとの状態になって来たのです。
「いつか・・・
また、草取りが出来るかしら・・・」
花を見ながら、母が
いつものようにわたしに聞きました。
「大丈夫さ、膝さえ直りゃあまた取れるさ」
わたしもまた、いつものように
そう言って応え
「そうよね、膝さえ直ればね」
母もそう言って、「いつか」に
いつものように期待をかけたのです。
母が花の世話ができなくなって
数年が経ちました。
だけど、花たちは今年もまた次々に
うつくしい花を咲かせてくれています。
まるで、母の
永年の面倒見に応えるように
咲かせてくれているのです。
母と庭に出て
花を眺めました。
「東風吹かば匂ひをこせよ梅の花
主無しとて春な忘れそ」
菅原道真の
こんな歌を思い出す
花日和だったです。
母と西洋オダマキ
このオダマキは10年前
わたしの長男がヨーロッパ土産に
持ってきた物
母は大事に育ててきたのです
母は永年、たくさんの花々を愛で
育てて来ました。
だけど今はもう、それが出来ません。
たまにわたしと庭に出て
咲いた花を眺めるだけになりました。
膝も腰ももう
立つのがやっとの状態になって来たのです。
「いつか・・・
また、草取りが出来るかしら・・・」
花を見ながら、母が
いつものようにわたしに聞きました。
「大丈夫さ、膝さえ直りゃあまた取れるさ」
わたしもまた、いつものように
そう言って応え
「そうよね、膝さえ直ればね」
母もそう言って、「いつか」に
いつものように期待をかけたのです。
母が花の世話ができなくなって
数年が経ちました。
だけど、花たちは今年もまた次々に
うつくしい花を咲かせてくれています。
まるで、母の
永年の面倒見に応えるように
咲かせてくれているのです。
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