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保津川下りをやろうと
 
JRで京都から
嵯峨嵐山へ向かいました。
 
嵐山からは
 
トロッコ電車とタクシーを乗り継いで
乗船場へ向かいます。
 
で、皆さんご期待の
トラブル
 
それは
 
電車に乗った途端に
起こりました。
 
後から乗って来て
合席になった母子3人連れ
 
その、6、7歳のちびっこふたり
このふたりがトラブルの種。
 
乗って来るやいなやこのふたり
わたしの向かいの席で
 
『きゃあきゃあ、わあわあ』
とち狂い始めたのです。
 
帽子を取り合い、頭を叩き合い
罵り合い、絡まり合い、蹴飛ばしあい・・・。
 
とばっちりでわたしは
 
土足で足を踏まれたり
脛を蹴られたり。
 
だけど、その母親
 
わたしが蹴られたのに
気付いていたのかいないのか
 
お構いなしの無関心。
 
2、3度
 
「静かにしなさい!
 
パパに言いつけるわよ。
今度は連れて来ないからね」
 
と、効果もない声掛けをしただけ。
 
後は自分の世界に閉じこもり
携帯メールを打っていたのです。
 
堪りかねたわたしは
 
ちびっこギャングふたりを指で制止
目で制し、口で制止したのです。
 
だけど、ギャングたちも
なかなかの剛の者
 
制された時だけ
 
わたしを上目使いで見て
ちょっとの間収まるだけ。
 
わたしの威光も地に落ちたもので
決め手にならなかったのです。
 
そこでとうとう
わたしの堪忍袋の緒が切れて
 
『お母さん!!!
 
子育ても大変でしょうがね。
メールも大切でしょうがね。
 
ちったあ息子たちの様子を見て
 
効き目のあるような
叱り方、したらどうですかね!!!』
 
と、わたしが言おうとした時
次女からメールが入りました。
 
『パパア!
 
血圧上がって血管切れる前に
席替るよ』って。
 
次女はわたしと座っていたのですが
この母子3人連れの為に席を譲り
 
ちょっと離れた席に
移っていたのです。
 
が、こちらの様子には気が付いていて
はらはらしていたのです。
 
『もう、我慢ならん!
煩くて煩くて、もう限界、切れそう!!!』
 
と、わたしはメールを返しました。
 
するとまた
次女から返事が来ました。
 
『サラ、抱っこするから
こっち来て座らない?
 
まあ、そこの猿鬼といるのも
修行だけどね』って。
 
『そうか、修行か!!!』
 
修行と言われてわたしは
 
『心頭滅却すれば火もまた涼し』
と言った快川禅師を思い出し
 
怒りをぐっと飲み込む
修行を続けたのです。

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