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宇治の平等院へ向かう道、突然
驟雨にあいました。
仕方なく
200m程とって返し
宇治駅近くのお茶屋に
逃げ込みました。
この店
京都のウナギの寝床店とは違って
間口の大きな店構え。
間口の左半分が
間口方向に開け放たれた
4間続きの座敷になっていて
その1番奥の座敷には
見事な仏壇が設えてあり
その前に
1歳になったばかりの
ひ孫娘がちょこんと座って
お参りをしておりました。
間口の右半分は
宇治茶の販売処と湯茶の試飲所に
なっていて
その間の
奥のレストランに続く
屋根の設けられた通路には
緋毛氈の敷かれた縁台が
いくつも置かれ
飲み放題のお冷やが
用意されておりました。
店やレストランが立て込んで
中に入れぬ客は
まずここで日差しを避け
多分
100年余りも手塩にかけ
手入れしてきた松の立ち姿に
見惚れながら
お冷やで喉を潤す
仕掛けになっていたのです。
わたし達が店に入ると
もう店の中もレストランも
先客でいっぱい。
それでわたし達は
仕掛け通り縁台に座り
先ず
お冷やで喉を潤したのです。
雨は最初
通り雨だと思っていたのですが
その内本降りになり
縁台にまでしぶきが
かかるようになりました。
すると驚くことに
店の方々が飛び出して来て
「さあさ、どうぞどうぞ
中へどうぞどうぞ!
そこでは雨で濡れるでしょう!」
と、タオルを渡してくれながら
店奥の椅子へと招じ入れ
そこでまた、『水出し煎茶』を
振る舞ってくれたのです。
京都のあの
玄関先で待たされる『おもてなし』に
うんざりしていたわたしは
心底ほっとして
『これこそ本物のおもてなし』
と、そのサービス振りに
唸らされたのです。
わたしが
座敷を覗いていると
80になるという奥さんが
例のひ孫娘を抱き出して来たので
しばらく話しましたが
この店、7代続く老舗だとか。
さすが
7代続く店のサービスは違います。
サービスに誰もが共感できる
心がこもっているのです。
そんなわけで、わたしは
どこへ行っても土産など
めったに買わない人間ですが
ここへは
平等院の帰りにも寄って
『水出し煎茶』を買ったのです。
驟雨にあいました。
仕方なく
200m程とって返し
宇治駅近くのお茶屋に
逃げ込みました。
この店
京都のウナギの寝床店とは違って
間口の大きな店構え。
間口の左半分が
間口方向に開け放たれた
4間続きの座敷になっていて
その1番奥の座敷には
見事な仏壇が設えてあり
その前に
1歳になったばかりの
ひ孫娘がちょこんと座って
お参りをしておりました。
間口の右半分は
宇治茶の販売処と湯茶の試飲所に
なっていて
その間の
奥のレストランに続く
屋根の設けられた通路には
緋毛氈の敷かれた縁台が
いくつも置かれ
飲み放題のお冷やが
用意されておりました。
店やレストランが立て込んで
中に入れぬ客は
まずここで日差しを避け
多分
100年余りも手塩にかけ
手入れしてきた松の立ち姿に
見惚れながら
お冷やで喉を潤す
仕掛けになっていたのです。
わたし達が店に入ると
もう店の中もレストランも
先客でいっぱい。
それでわたし達は
仕掛け通り縁台に座り
先ず
お冷やで喉を潤したのです。
雨は最初
通り雨だと思っていたのですが
その内本降りになり
縁台にまでしぶきが
かかるようになりました。
すると驚くことに
店の方々が飛び出して来て
「さあさ、どうぞどうぞ
中へどうぞどうぞ!
そこでは雨で濡れるでしょう!」
と、タオルを渡してくれながら
店奥の椅子へと招じ入れ
そこでまた、『水出し煎茶』を
振る舞ってくれたのです。
京都のあの
玄関先で待たされる『おもてなし』に
うんざりしていたわたしは
心底ほっとして
『これこそ本物のおもてなし』
と、そのサービス振りに
唸らされたのです。
わたしが
座敷を覗いていると
80になるという奥さんが
例のひ孫娘を抱き出して来たので
しばらく話しましたが
この店、7代続く老舗だとか。
さすが
7代続く店のサービスは違います。
サービスに誰もが共感できる
心がこもっているのです。
そんなわけで、わたしは
どこへ行っても土産など
めったに買わない人間ですが
ここへは
平等院の帰りにも寄って
『水出し煎茶』を買ったのです。
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