忍者ブログ
[576]  [575]  [574]  [573]  [572]  [571]  [570]  [569]  [568]  [567]  [566
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

全国を股にかけ
 
有機無農薬農産物の
流通をやっているいる友人に
 
わたしはメールを送りました。
 
 
 
『岩佐大兄!
元気でしょうね!!!
 
僕は相変わらず富山と
山梨を行ったり来たりの生活で
 
今は山梨。
 
昨日
さつまいもを掘りました。
 
3ed6f075.jpeg 写真を見て欲しいんだけれど
 一株でこれだけ取れました。
 
 一生懸命やったおかげで
 さつまいもは今年も豊作
 
 みんなに食べてもらえるので
嬉しい限りです。
 
時期から言えば
 
収穫はもうちょっと
後でもいいのだけれど
 
知ってのように、この夏には
 
ジャガイモやかぼちゃがハクビシンに
食い散らかされてしまったので
 
同じ轍を踏みたくないと
掘るのを少し早めたのです。
 
ところで
僕は去年から山梨で
 
ジャガイモやさつまいもを
結構大量に作っています。
 
あの恐ろしい原発事故が
きっかけで
 
『もしもまた
原発事故が起こったら・・・
 
一時だけでも一族が
生き延びられる食糧確保を』
 
と、考えての耕作です。
 
『一時だけでも一族が』だなんて言うと
『何たる自己中!』と
 
正義感あふれる君には怒られそうだけれど
これは半分冗談で
 
『遊休農地持ってる僕には
これを有効に活用する義務がある。
 
しかも、健康にやさしい
作物を作る義務がある。』
 
と考えての耕作です。
 
しかし
 
有機無農薬は理想なんだけれど
実際にやってみると
 
半端農家の僕には
これはもう大変なテーマでした。
 
富山へ行って帰って来ればもう
畑一面に雑草が生い茂り
 
ジャガイモの葉っぱ食っちゃう
天道虫だましや
 
かぼちゃの葉っぱ食っちゃう
名前も知らない虫たちが大発生していました。
 
その繰り返しの1年で
 
結局、農薬を使わなけりゃあ
どうにもならなかったのです。
 
勿論、草なんかはマルチを敷いたり
繰り返し耕運したりして対処しましたが
 
害虫は捻り潰すだけじゃあ
殺し切れなかった。
 
だって彼らは
村中から集まってくる感じで
 
朝潰しても
夕方にゃあまた来てるんだ。
 
それに、もうひとつ
にわか農家にゃあ堆肥作りも難問だった。
 
それで仕方なく僕は
 
鶏糞と化学肥料と農薬を使って
農業やったんだ。
 
それでやっと
収量確保ができたって感じです。
 
だから
 
有機無農薬農家の苦労もわかるし
産物が高価なのも理解できます。
 
そこでお願いなんだが、岩佐!
君は有機無農薬栽培の最前線にいるんだからね
 
日本中の衆知を集め
 
半端農家の為の本
出してくれないかねえ?』

 

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]