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12月に入って

わたしは

母と3女と
3人で本屋に行きました。

2007年から使い始めた
母の3年日記が
終わるからです。

「お母さん
来年は1年日記にしたら?

3年日記じゃ重すぎて

仕舞ったり出したりが
大変でしょ」

日記の出し入れで苦労している
母を見ていたわたしは

そう言って
1年日記を薦めたのです。

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「そうよね
3年日記は本当に重いのよ。

やっぱり
1年日記にしようかしら」

母もそう言ったので

3人であれこれ
品定めしたのです。

「このピンク色の表紙のが
きれいじゃない?」

と、3女が薦めれば

「きれいだけれど
汚れが目立つからね」

と、母が断り

「今まで通り
縦書きがいいんじゃないの」

と、わたしが薦めれば

「今時は横文字が多いから
横書きの方が・・・」

と、断った母。

歳は取っても
自分の意見を持っている母。

結局母は自分で

茶表紙、横書きの
1年日記を選んだのです。

「1年日記にしたらって

太郎ちゃんが言った時には
ハラハラしちゃった。

1年日記だなんて

寿命を決めるみたいで
嫌だもの。

お母さんがそうねって
言ってくれたからよかったけど」

後で
3女がわたしに言いました。



母はこの何十年
3年日記を使い続けてきました。

3女に言われるまでもなく
わたしは

母に1年日記を薦める事に
気が引けていたのです。

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新年明けまして
おめでとうございます。

山梨は今年も
快晴の元旦を迎えました。

本年が皆様にとって

素晴らしい年でありますよう
お祈り申し上げます。

朝6時半
暁光の中

八ケ岳山頂から
南アルプス連山にかけて
かかっていた雲が

諏訪口だけ
ぽっかり晴れて

満月が山かげに
沈もうとしていました。

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6時45分

茅が岳にかかっていた
雲が北東に去り

富士山の頂が
輝きを増してきました。

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7時

富士山全体が初日に包まれ

頂に雲のかかった八ケ岳中腹に
日が差し渡りました。

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7時20分

茅が岳から初日が昇り
我が故郷が
暖かく包み込まれました。

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これが吉兆を予感させる
今年の山梨の元旦です。

本年もどうぞよろしくお願いします。

平成22年元旦

飛来 太郎

明けまして
おめでとうございます。

ご一統様におかれましては
今年もお揃いで、健やかに

新年を迎えられたことと
お喜び申し上げます。

さて私
昨秋無事満百一歳になり

お陰様で何とか
頑張って生きております。

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百歳を機会に建てた
私の記念館・百寿舎へは

昨年143名の方々が
お出でくださいました。

私のライフワークだった
愛育会関係や

福祉関係の方々の講習会にも
使って頂き

教え子や友人、親戚の方々との
お楽しみ会にも使えましたので

「建ててよかった!」と
つくづく思う今日この頃です。

自分自身が
外へ出られなくなった分

皆様にお出で頂けるのが
私は本当に嬉しいのです。

・ 久々に 教え子集いて 吾を囲み
    しばし止まざり 笑いさざめき

・ しあわせに 百一歳を 世に生きて
    悔いることなく 今日も生き

末筆ながら

皆様のご多幸と
ご健康をお祈り致しております。

平成22年元旦

飛来 乙女
秋が深まって

わが家の裏庭に
今年も鹿が来ました。

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それをメールすると
友人・Nから返事が来ました。



今朝は気温4度。
天気予報は晴天だが
明野は静かな深い霧の中。
今日もイノシシが出る予感がする。

昨日は10時頃
上の道で鼻声を聞いたが
実物は見られなかった。

その後
近所の犬がひどく吠えだしたので
空気銃を持って駆け付けた。
が、それも空振り。

だが
飼い主と孫が丁度帰ったところで
遭遇していれば危なかった。

明野も君んとこのように
鹿だったらいいのだが!



友人・Nは
稚気が残る好漢で

イノシシの出没を

結構楽しんでいるような
気がします。

胡椒と小麦粉と小石を
ガーゼで包んだ

特製のつぶてを5個用意して

来襲に備えているのだと
自慢気に話しています。

母の爪は

数年前から
わたしが切るようになりました。

母はもちろん
爪切りは持てますが

爪を切るだけの
握力がなくなったのです。

『爪切りは兄ちゃんの仕事』

わたしが切るようになってから
母はそう決めています。

「誰かに
切ってもらえばよかったのに」

たまに伸びている爪を見つけて
わたしが言うと

「兄ちゃんでなきゃあ
頼みにくくて」

と、母は言うのです。

母は屈託なく
誰とでも付き合う人ですが

頼み事は苦手な人。

その分

周りの者が
気を使ってやらなけりゃあ

と、わたしは思うのです。



でも・・・

ちょっと前までわたしは

こんな日が来るとは
夢にも思っていませんでした。

母の手を引いたり、髪を結ったり
爪を切ったり、耳掃除をしたり・・・

そんな日が来るとは
夢想だにしていませんでした。

だけど・・・

そんな日が来てよかったとも
思っているのです。

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