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お母さんは
時々便秘を訴えます。
 
気分は特別悪くなさそうだし
 
親指の先ぐらいのが
時々出るといっているので
 
心配は
余り無いと思います。
 
でも
 
食卓に
 
『プルーン』の甘いのがあるので
食事の度に
 
1個か2個食べさせてください。
下剤代わりです。
 
ひまわりの横の薬局
『ウェルシア』で売っています。
 
芽衣子!
 
2、3袋買って
補充しといて下さい。

 

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お母さんは
トイレが面倒なので

一生懸命我慢して

その挙句間に合わず
『お漏らし』と言う事がありました。

もしかしたら
皆さんも

そういう場面に
出くわすかも知れません。

だけど

取り越し苦労する
必要はありません。

そういう場面に遭遇する前から
負担に思う必要はありません。

芽衣子が言うように
何とかなります。

匂いだって
たかだか10分

息をつめていればいいこと
なんです。

嬉しくはなくても
出来ないことではありません。

だからもし
遭遇した場合は

むかしやさしく
始末してもらったことを

有難く思い出し

トイレの給湯器とバケツを使って
始末してください。

給湯器の使い方は
芽衣子に聞いてください。

 

姉弟妹が
交代で付き添うようになって

わたし達はしょっちゅう
情報交換するようになりました。

些細なことも含めてです。

例えば

母のトイレについて
こんな情報を流しています。



お母さんはトイレを行くのを
面倒がります。

それは

下着の上げ下げが面倒だし
歩くのも大変だからです。

だから

お母さんがトイレから帰ってきたら
上げるのを手伝って下さい。

全部で
4枚ほどはいているので

1枚づつ確実に
上げてやってください。

2枚目くらいが
下がったままの事が多いので

特に注意して下さい。

一泊二日の入院
 
母への診断は
「意識消失発作」でした。
 
母はあれから
 
やっぱりちょっと変でしょ
って言うようなことを
 
時々
やるようになったのです。
 
 
 
気がつくと母が
サインペンで眉毛を描いていました。
 
「何でなの?」と聞くと
 
「眉墨がどっかへ行っちゃたのよ。
これなら描けるかなと思って・・・」
 
って、母が答えました。
 
母はまだ日記を付けているので
サインペンだけはふんだんに
 
側の引き出しにあるのです。

そして眉墨は
いつもの化粧品入れにあったのです。
 
 
 
気がつくと母が

ボールペンの先で
入れ歯の手入れをしていました。
 
「何でなの?」と聞くと
 
「?、これ爪楊枝じゃないの?」
って、母が不思議そうに答えました。
 
 
 
気がつくと母が

ブローチの穴に
指を入れようと頑張っていました。
 
「何でなの?」と聞くと
 
「前は入ったのに
どうしても入らないのよ」
 
って、母が答えました。
 
 
 
「意識消失発作」の後
 
母にはこんな事が
時々起こるようになりました。
 
それで
もうそろそろ
 
同居してやらなければと
思うようになりました。
 
だけど
 
わたしを含め、母の子供たちは
それぞれ県外に生活拠点があり
 
長期同居は無理。
 
それで姉弟妹交代で
付き添うようにしたのです。


母が子供返りして来たなと
特に感じ始めたのは
 
今思えば
2年ほど前の、人生初の
 
あの入院の
後からだったと思います。
 
 
 
「乙女さんが倒れました。

左手がだらっとしていて
力が入らないし

体も支えられず
斜傾してしまいます。

意識も朦朧として・・・

救急車を呼びましょうか?」


あと1か月で
101歳になろうとしていた母は
 
ある日の夕方
突然意識を失って倒れました。
 
この時は
一泊二日の入院で済んだのですが
 
母はあれから
 
急に体力気力が
衰え始めたように思います。
 
特に顕著だったのが
認識力や判断力の低下でした。
 
母は母なりに
理屈は通っているのですが
 
傍から見ると
 
やっぱりちょっと変でしょ
って言うようなことを時々
 
やるようになったのです。


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