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先日
実家に帰ると
キッチンから
プラスチックの燃えた臭い。
「ありゃあ、ぼやでも出したか!」
わたしはドキッとして
あちこち
チェックして回りました。
すると
焼け焦げたパックのフタが一つ
電子レンジの上に
鎮座ましましておりました。
「お母さん、これどうしたの?!」
心が少し静まってから
わたしは
母を脅さないように
気をつけながら聞きました。
「みんなに見せたくて
そこに置いといたのよ。
冷凍のお饅頭温めようと
そのフタに載せてチンしたら
突然煙が出て来てね。
開けてみたら焦げてたの。
だからみんなにも見せて
気をつけてもらおうと思ったの」
母がのんびり
まるで他人事のように
答えました。
「なんで
フタなんかでチンするのよ!
フタはフタでしょうが!!!」
っと、またイラついて来た
わたしです。
「だって・・・
フタがそこにあったし
お皿を持ちに行くのも
面倒だったし・・・」
母が自分の理屈で
主張しました。
「でもねぇ
いくら面倒だからって
火事になったらどうすんのよ!」
「だから言ったでしょ!
みんなが同じ事しないようにって
みんなに見てもらおうって
電子レンジの上に置いたんだって」
母は
「気を利かした私を褒めて頂戴」
と、言わんばかりに主張し続けました。
まあそんな
噛み合わない会話の末
母は渋々
今後はフタを使わない
と約束してくれ
ぼや騒ぎは終わったのです。