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2012年5月9日
母が一生園に入所しました。
一生園は完全介護
そのおかげで
わたし達の気持ちにも
ゆとりが出来て来ました。
そんな中、大きく変わったのは
長姉・翔子の気持ちです。
母の介助をする気が出て来た
って感じ
いや、介助なんて難しいことは
しないけれど
母と一緒にいる気だけは出て来たって
感じなのです。
それまでの長姉ときたら
長女として
甘やかされて育ったせいか
あくまでも自分中心の生き様。
母の介助なんて
二の次三の次って感じだったのです。
「介助されたいのは私の方。
だって、私は
乳母日傘で育てられたのよ。
自慢じゃないけど
されたことはあっても
してあげたことが無いの。
介助しろって言われたって
何をしたらいいのか
まったく分からないのよ!!!」
と、出来ないことを自慢げに
ほざいていたのです。
そんな長姉が急に
自分から一生園に行くと言い出し
毎日母と一緒に
昼食をとるようになったのです。
もちろんそれは
長姉が実家に帰って来ている時
だけのことだけれど
それでも園で無聊をかこつ母にとっては
大きな慰めになるのです。
それでわたしは
長姉への感謝と更なる発奮を期待して
姉妹たちにメールしたのです。
まあ、言ってみれば
善い行いをみなに知らしめ
褒めて育てるって感じです。
『不思議なことに
最近の翔子姉ちゃん
お母さんの面倒を
ほんとによくみるようになってきた。
自分がやらなきゃならないことが
解ってきたらしく
自分から動くように
なってきたんだ。
『私は長女
何にも出来なくて当然』
っていう
甘えが少しだけ抜けて
『お母さんのために何かしよう
何かできることしよう』
って気持ちが出てきたんだ。
こりゃあ凄い進歩だよ、進歩。
進歩と言やあ、僕もそうさ。
この歳になって
自分のポジションが
わかってきたような気がする。
近所の葬式なんかでも
それなりに
動けるようになって来たもんね。
昔は、何したらいいのかまったく
わからなかったんだけれど
今は何となく自分で
動けるようになった気がする。
人間やっぱり歳を取ると
誰でも成長するんだね。
伊達に歳重ねているんじゃ
ないんだ、きっと。』
母が一生園に入所しました。
一生園は完全介護
そのおかげで
わたし達の気持ちにも
ゆとりが出来て来ました。
そんな中、大きく変わったのは
長姉・翔子の気持ちです。
母の介助をする気が出て来た
って感じ
いや、介助なんて難しいことは
しないけれど
母と一緒にいる気だけは出て来たって
感じなのです。
それまでの長姉ときたら
長女として
甘やかされて育ったせいか
あくまでも自分中心の生き様。
母の介助なんて
二の次三の次って感じだったのです。
「介助されたいのは私の方。
だって、私は
乳母日傘で育てられたのよ。
自慢じゃないけど
されたことはあっても
してあげたことが無いの。
介助しろって言われたって
何をしたらいいのか
まったく分からないのよ!!!」
と、出来ないことを自慢げに
ほざいていたのです。
そんな長姉が急に
自分から一生園に行くと言い出し
毎日母と一緒に
昼食をとるようになったのです。
もちろんそれは
長姉が実家に帰って来ている時
だけのことだけれど
それでも園で無聊をかこつ母にとっては
大きな慰めになるのです。
それでわたしは
長姉への感謝と更なる発奮を期待して
姉妹たちにメールしたのです。
まあ、言ってみれば
善い行いをみなに知らしめ
褒めて育てるって感じです。
『不思議なことに
最近の翔子姉ちゃん
お母さんの面倒を
ほんとによくみるようになってきた。
自分がやらなきゃならないことが
解ってきたらしく
自分から動くように
なってきたんだ。
『私は長女
何にも出来なくて当然』
っていう
甘えが少しだけ抜けて
『お母さんのために何かしよう
何かできることしよう』
って気持ちが出てきたんだ。
こりゃあ凄い進歩だよ、進歩。
進歩と言やあ、僕もそうさ。
この歳になって
自分のポジションが
わかってきたような気がする。
近所の葬式なんかでも
それなりに
動けるようになって来たもんね。
昔は、何したらいいのかまったく
わからなかったんだけれど
今は何となく自分で
動けるようになった気がする。
人間やっぱり歳を取ると
誰でも成長するんだね。
伊達に歳重ねているんじゃ
ないんだ、きっと。』
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