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一生園に行くとわたしは
母との会話の合間に
姉妹にメールを送ります。
それはわたしの退屈しのぎになったり
母の近況報告になったり
情報交換の場になったりします。
『11時に一生園に来て
『おはよう!』と声をかけながら
顔を覗き込むと
何とお母さん
口を半開きにしたまま
だらだらとよだれを流しているじゃあ
ありませんか!
僕は一瞬
『脳梗塞でも起こしたか!』
と、どきっとしました。
一緒にいた牛田リーダーも驚いて
『飛来さん、どうしたの!?
気分悪いの?』って
僕と顔を揃えて
お母さんに声かけしました。
半開きのお母さんの口からは
次から次
止め度もなく
よだれが流れ出します。
唇の間からは
前歯が競り出して来ています。
お母さんは
口をふがふがさせているだけで
言葉を発しません。
牛田リーダーが濡れタオルを持ち出してきて
よだれを拭き口を開けました。
そこで見たものは
何と
歯茎に収まっていない上顎の入れ歯。
お母さんは
収まっていない入れ歯を
自分では直せず
かといって
人を呼ぶこともできず
ただひたすら
よだれを流し続けていたのです。
僕らは一安心。
僕はお母さんの車イスを押して
2階の食堂へ向かいました。
『飛来さんの入れ歯
ちゃんと入っていなかったじゃない!』
後ろで部下を叱る
牛田リーダーの声がしていました。』
3女の芽衣子から早速
返信がありました。
『辛かっただろうね、お母さん!
自分じゃ直せないし、話せないし
訴えられないんだから。
でも、牛田さんは
ほんとによくしてくださるわね。
今度行ったら、感謝を伝えます。』
母との会話の合間に
姉妹にメールを送ります。
それはわたしの退屈しのぎになったり
母の近況報告になったり
情報交換の場になったりします。
『11時に一生園に来て
『おはよう!』と声をかけながら
顔を覗き込むと
何とお母さん
口を半開きにしたまま
だらだらとよだれを流しているじゃあ
ありませんか!
僕は一瞬
『脳梗塞でも起こしたか!』
と、どきっとしました。
一緒にいた牛田リーダーも驚いて
『飛来さん、どうしたの!?
気分悪いの?』って
僕と顔を揃えて
お母さんに声かけしました。
半開きのお母さんの口からは
次から次
止め度もなく
よだれが流れ出します。
唇の間からは
前歯が競り出して来ています。
お母さんは
口をふがふがさせているだけで
言葉を発しません。
牛田リーダーが濡れタオルを持ち出してきて
よだれを拭き口を開けました。
そこで見たものは
何と
歯茎に収まっていない上顎の入れ歯。
お母さんは
収まっていない入れ歯を
自分では直せず
かといって
人を呼ぶこともできず
ただひたすら
よだれを流し続けていたのです。
僕らは一安心。
僕はお母さんの車イスを押して
2階の食堂へ向かいました。
『飛来さんの入れ歯
ちゃんと入っていなかったじゃない!』
後ろで部下を叱る
牛田リーダーの声がしていました。』
3女の芽衣子から早速
返信がありました。
『辛かっただろうね、お母さん!
自分じゃ直せないし、話せないし
訴えられないんだから。
でも、牛田さんは
ほんとによくしてくださるわね。
今度行ったら、感謝を伝えます。』
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