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奥さんと
摘み菜で悶着あった
B君じゃあないけれど
わたしにも、ちょっとほろ苦い
似たような経験があるのです。
似たような経験があるのです。
わたしは若い頃
折角
折角
海辺の町にいるのだからと
海釣りを始めました。
キスを釣ったり、しま鯛釣ったり
イカを釣ったり。
わたしは休みのたんび
妻や子供に食べさせたいと
もちろん、自分の楽しみでも
あったのだけれど
4時起きして
出かけたのです。
だけど・・・
上々の釣果を手に、意気揚々と帰ると
妻がそのたんび
「お世話になっている
ノシマさんがお好きだから
上げましょうよ。
ウスタさんもお好きだって
言ってらしたわよ」
と、必ず他所へ
やってしまったのです。
山梨育ちの妻は
生魚が苦手。
手に残る
あの青臭さが嫌いで
決して料理しようと
しなかったのです。
もちろん、わたしは
ノシマさんやウスタさんに
上げる事に
異存があった訳では
ありません。
だけど、やっぱり男って
妻や子供の
喜び食べる顔が見たくて
喜び食べる顔が見たくて
野菜を作ったり、魚を釣ったりして
来るのです。
それなのに妻は
嬉しそうな顔も見せず
すかさず他所へやってしまう。
わたしは、そう言う
男の微妙な気持を
理解しようとしない妻が恨めしく
いつも
腹立たしいような
寂しいような
切ないような気持に
させられたのです。
多分、摘み菜のB君も
同じような気持を
伸びる摘み菜を摘みながら
毎日毎日
味わっているんじゃないかと
思うのです。
どうか、世の奥さん方
お願いです。
リタイヤしたご主人方の
家族の為に働きたい気持ち
少しだけ、もう少しだけ
想像してあげて下さい。
水っぽいしばっ栗を
笑顔で食べてくれた
わたしの、幼かった日々の
あの母のように。
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