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わたしは最近
集音器の開発を始めました。

何故そんな事を始めたのか
友人・Nにメールを送りました。

わたしは
公言することで

開発の気力を維持したい
と、思ったのです。



雪が降ったとは言え
すっかり春めいて来たね。

僕はやっぱり
冬より春の方がいい。

もうちょっとで春
ぼかあ考えただけでも嬉しい!

さて

今日のメールは
季節の話で始めたけれど

本題はちょっと別の話です。

僕らは今、季節で言うと

人生の秋から冬に向かって
生きているよね。

だから僕は

秋はともかく、冬がなるべく
過ごしやすくなるように

今から準備しておかねば
と、考えています。

それで今
「母の為に」と公言して
集音器の開発を始めました。

だけどこれは
母の為だけの物ではありません。

世の中には

僕らみたいな高齢予備軍が
山ほどいます。

だから

僕がやろうとしていることは
僕ら自身の為にもなる

と、僕はそう思っています。

実は昨日も県の主催で

特養老人ホーム
(入所者は65歳以上、平均介護度3.5)
を訪問し

見学やら意見交換やらを
して来ました。

このホームは明るくて清潔

一人当たりの占有面積も広く
素晴らしいホームでした。

しかも

介護士さん達が
自発的にいろんな工夫をしていて

感心することが
山ほどありました。

だけど残念なことに

入所者同士の
コミュニケーションの問題は

やっぱり

解決されていないように
見えました。

皆さんが同じテーブルに
ついているのに

黙ってテレビを観たり
目をつぶっていたり

テーブルに
うつぶせになっていたり・・・

お隣さん同士が
触れ合い、話し合う様子が

少しも
見られなかったのです。

他のホームと同じように
入所者同士の交流がないのです。

もちろん

認知症の方が多いから
と言う事情もあるのでしょう。

だけど僕は

この方たちが
隣同士で語り合うようになったり

歌い合ったり
ゲームをし合ったり

そんな風になったらなあと
訪問するたび思うのです。

じゃぁ何故交流しないのか?

僕は

交流が成り立たない
原因のひとつに

聴力の問題があると思うのです。

人は聞こえないと言うだけで

卑屈になったり
内にこもったりしてしまいます。

ちなみに

このホームで補聴器を付けているのは
入所者50人中5人だけ

皆さんがご高齢であるにもかかわらず
意外に着用率が低いのです。

何故使わないのか?

スイッチ操作が難しいとか
装着するのが難しいとか

付けても
直ぐ外れてしまうとか

ハウリングや物音ばかりで
肝心なことは聞こえないとか

看護士さんに頼むのが
気が引けるとか

その理由は
いくつもあるだろうと思います。

要は

1人1人にとって
使い勝手のいい物が無い

と、言う事に尽きるのだと思います。

僕の母も
いろんな補聴器を使って来ましたが

今はもう
合う物が無いのです。

そんな事もあって

僕は今
集音器の開発を進めています。

上手くいったらお慰み

上手くいかなくても
僕の老化防止にはなるでしょう。

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