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わたしは
Tさんの話をわたしに聞き直す
母にもイラつくし
母に聞こえるように話さない
Tさんにもイラつきます。
だから
「お母さん!
遠慮しないで
Tさんに聞き直してよ!
Tさん!
聞こえるように
ちゃんとしゃべってよ!」
と、いつもそう文句を言うのです。
最近の母は
男性の声はともかく
女性の声が
特に聞き取れません。
補聴器を使ってもよく聞こえません。
『さ』が『ぱ』に聞こえたり
『き』が『つ』に聞こえたり
『た』が聞こえなかったり
『す』が聞こえなかったり
これじゃあ
話が話になりません。
だから、仕方なく
母はわたしに聞き直すのです。
わたしには
それはよく分かっているのです。
でも
わたしがいつも傍に
いられるわけじゃあありません。
だからこそ
周りで話す人たちには
母に聞こえるように話して欲しい。
そういう「弱者への想像力」を
持ち続けて欲しいのです。
でも
これは言うは易く
行いは難しの話。
母に分るように話し続ける事なんて
とても出来ない相談。
親孝行のわたしでさえ
うんざりしている難行苦行
他人様に要求出来るような事では
とてもないのです。
その証拠がわたしです。
母に対して
「何度でも聞き返せ」だなんて!
言った私が間違っているのです。
話の輪に入れず
気弱になっている母に
何度も
聞き返せる筈が無いのです。
だから
母の「耳」対策は
わたしにとって焦眉の急
なのです。