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「何故なの、兄ちゃん!
どうすりゃあいいの、兄ちゃん!」
母がわたしに聞きます。
だけど
わたしには答えられない。
答えに窮したまんま
毎度途方に暮れるわたしです。

こんな日もあったのに
母は最近
本当に耳が遠くなりました。
特に、高音が駄目。
補聴器が
ハウリングを起していても
気が付かない位駄目。
補聴器を付けていても
相手の口元が見えなければ
全く分らないのです。
だから可哀相に
弾んでいるみんなの話の輪に
加われないのです。
テレビだって
ラジオだって同じ。
観ていたって、聞いていたって
分らないのです。
それに
目も駄目になりました。
メガネを変えても変えても
駄目。
左右の目が
日替わりで見えなくなるのです。
新聞を読んでも
どこを読んでるのか
分らなくなってしまう。
テレビの字幕だって
読み切らないうちに
変わってしまう。
だから
世間の情報が得られないのです。
それに・・・足も駄目。
ひとりで散歩に出ても
5、60メートルも歩けば
疲れ切ってしまう。
大好きな花々も
折角咲いてる花々も
自分ひとりでは
見歩けないのです。
それに・・・頭も駄目。
聞いた話も直ぐ忘れるし
読んだ話も直ぐ忘れます。
喉まで出ている言葉だって
そこで止まって出てこない。
孫の名前だって
時には子供のだって思い出せない。
ほんとうに
「どうすりゃあいいの、兄ちゃん」
なのです。
笑顔でなんて
いられる筈が無いのです。
どうすりゃあいいの、兄ちゃん!」
母がわたしに聞きます。
だけど
わたしには答えられない。
答えに窮したまんま
毎度途方に暮れるわたしです。
こんな日もあったのに
母は最近
本当に耳が遠くなりました。
特に、高音が駄目。
補聴器が
ハウリングを起していても
気が付かない位駄目。
補聴器を付けていても
相手の口元が見えなければ
全く分らないのです。
だから可哀相に
弾んでいるみんなの話の輪に
加われないのです。
テレビだって
ラジオだって同じ。
観ていたって、聞いていたって
分らないのです。
それに
目も駄目になりました。
メガネを変えても変えても
駄目。
左右の目が
日替わりで見えなくなるのです。
新聞を読んでも
どこを読んでるのか
分らなくなってしまう。
テレビの字幕だって
読み切らないうちに
変わってしまう。
だから
世間の情報が得られないのです。
それに・・・足も駄目。
ひとりで散歩に出ても
5、60メートルも歩けば
疲れ切ってしまう。
大好きな花々も
折角咲いてる花々も
自分ひとりでは
見歩けないのです。
それに・・・頭も駄目。
聞いた話も直ぐ忘れるし
読んだ話も直ぐ忘れます。
喉まで出ている言葉だって
そこで止まって出てこない。
孫の名前だって
時には子供のだって思い出せない。
ほんとうに
「どうすりゃあいいの、兄ちゃん」
なのです。
笑顔でなんて
いられる筈が無いのです。
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