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だんごの味は
まあそれで良しとして
それより気に入らなかったのは
だんご屋の応対。
炎天下、行列作って
外で待っていたというのに
あたしに聞こえるように
『お暑い中お待たせして
申し訳ありませんでした』
の一言が無かったこと。
並ばせて当然
待たせて当然と言うその態度が
あたしゃあ、気に入らなかった。
あたしが店主ならね
ここはひとつ
並んで待ってるお客さんに
「済みませんねえ、お待たせしちゃって」
って
『お冷や』の一杯や二杯
注いで回る場面ですよ。
それなのにそれが無い。
くどいようだけれど
あたしが気に入らないのは
『勝手に並んでるのは
あんたじゃないか!」って言うその態度。
客を客だと思っていない
その態度。
この様子じゃあ
多分このだんご屋
何十人、何百人のお客を
毎日毎日並ばせている筈なんですよ。
そういう日を繰り返していながら
何の工夫もせず
お客を立たせたままの日々を
繰り返している。
それが普通になってるそのセンス
あたしゃあそれが気に入らないんです。
あたしゃあ、そういう態度
商売屋としちゃあ
下の下だと思いますよ。
『あたしゃあね。
いくら名物だって言われてもね
武士は食わねど高楊枝。
こんなだんご
食べられなくたって平気の平左
生きて行けるんです!!!
わたしゃあ
2度たあ御免だね。
高がだんご一つの為に
行列作るなんざあ御免だよ!!!』
と、わたしはまた
腹の中でうそぶいたのです。
まあそれで良しとして
それより気に入らなかったのは
だんご屋の応対。
炎天下、行列作って
外で待っていたというのに
あたしに聞こえるように
『お暑い中お待たせして
申し訳ありませんでした』
の一言が無かったこと。
並ばせて当然
待たせて当然と言うその態度が
あたしゃあ、気に入らなかった。
あたしが店主ならね
ここはひとつ
並んで待ってるお客さんに
「済みませんねえ、お待たせしちゃって」
って
『お冷や』の一杯や二杯
注いで回る場面ですよ。
それなのにそれが無い。
くどいようだけれど
あたしが気に入らないのは
『勝手に並んでるのは
あんたじゃないか!」って言うその態度。
客を客だと思っていない
その態度。
この様子じゃあ
多分このだんご屋
何十人、何百人のお客を
毎日毎日並ばせている筈なんですよ。
そういう日を繰り返していながら
何の工夫もせず
お客を立たせたままの日々を
繰り返している。
それが普通になってるそのセンス
あたしゃあそれが気に入らないんです。
あたしゃあ、そういう態度
商売屋としちゃあ
下の下だと思いますよ。
『あたしゃあね。
いくら名物だって言われてもね
武士は食わねど高楊枝。
こんなだんご
食べられなくたって平気の平左
生きて行けるんです!!!
わたしゃあ
2度たあ御免だね。
高がだんご一つの為に
行列作るなんざあ御免だよ!!!』
と、わたしはまた
腹の中でうそぶいたのです。
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ここだけの話ですが
わたしは
いくらそれが名物だと言われても
行列を作ってまで
食べる気にはならない男です。
大の大人が行列を作り
だんご一つを待ってるなんて!!!
待ってる人の気が知れない
わたしなのです。
『だってそうでしょ!
神に選ばれた
ほんの数人しかいない
優れた料理人ならいざ知らず
常人の味覚がそんなに
敏感である筈がない。
それほど敏感だと言うのなら
妻や娘たちも含めて
世の奥さん方や娘さん方が
あれほど不味い料理を
毎日平気で作ったり
食べさせたりできる
訳がない。
男たちもそれに
耐えていられる訳がない』
わたしはそんなことを
腹の中でうそぶきながら
名物だという
御手洗だんごと磯辺焼き
それに安倍川もちを
口に詰め込んだのです。
まあ、磯辺焼きは
それなりに美味かったのですが
それでも
言っちゃあ悪いけれど
わたしが正月やお盆に作る
磯辺焼きや安倍川と
いったいどこが違うのかと
聞きたい位のものでした。
案の定
わたしの舌じゃあその差を
分別できなかったのです。
わたしは
いくらそれが名物だと言われても
行列を作ってまで
食べる気にはならない男です。
大の大人が行列を作り
だんご一つを待ってるなんて!!!
待ってる人の気が知れない
わたしなのです。
『だってそうでしょ!
神に選ばれた
ほんの数人しかいない
優れた料理人ならいざ知らず
常人の味覚がそんなに
敏感である筈がない。
それほど敏感だと言うのなら
妻や娘たちも含めて
世の奥さん方や娘さん方が
あれほど不味い料理を
毎日平気で作ったり
食べさせたりできる
訳がない。
男たちもそれに
耐えていられる訳がない』
わたしはそんなことを
腹の中でうそぶきながら
名物だという
御手洗だんごと磯辺焼き
それに安倍川もちを
口に詰め込んだのです。
まあ、磯辺焼きは
それなりに美味かったのですが
それでも
言っちゃあ悪いけれど
わたしが正月やお盆に作る
磯辺焼きや安倍川と
いったいどこが違うのかと
聞きたい位のものでした。
案の定
わたしの舌じゃあその差を
分別できなかったのです。
やっとの思いで辿り着いた
だんご屋!
だけど、案の定
又しても炎天下に長蛇の列でした。
おまけに
ショーケースのだんごときたら
4つでも5つでも
いっぺんに口に入りそうな小さなだんご。
「俺はこんなちんけなだんご
並んでまでして食いたかあねえ!!!」
と、又してもわたしは
娘たちや孫たちにごねたのです。
だけど、今度は孤立無援
みんなに無視されました。
みんな、疲れ切っていて
わたしの我儘なんかに付き合って
いられなかったんだと思います。
このだんご屋で
何としてでも
一息つきたかったんだろうと
思います。
まあ、そんなわけで
わたしがイライラしながら
文句に次ぐ文句を言い募り
あちこち
うろついている内に
それでもやっと順番が来て
店内へ呼び込まれました。
わたしも
「食いたかあねえ!」と
啖呵を切ってはいたのだけれど
1人だけ
外で待ってる訳にも行かず
一言居士の面子を捨て
後について入ったのです。
だんご屋!
だけど、案の定
又しても炎天下に長蛇の列でした。
おまけに
ショーケースのだんごときたら
4つでも5つでも
いっぺんに口に入りそうな小さなだんご。
「俺はこんなちんけなだんご
並んでまでして食いたかあねえ!!!」
と、又してもわたしは
娘たちや孫たちにごねたのです。
だけど、今度は孤立無援
みんなに無視されました。
みんな、疲れ切っていて
わたしの我儘なんかに付き合って
いられなかったんだと思います。
このだんご屋で
何としてでも
一息つきたかったんだろうと
思います。
まあ、そんなわけで
わたしがイライラしながら
文句に次ぐ文句を言い募り
あちこち
うろついている内に
それでもやっと順番が来て
店内へ呼び込まれました。
わたしも
「食いたかあねえ!」と
啖呵を切ってはいたのだけれど
1人だけ
外で待ってる訳にも行かず
一言居士の面子を捨て
後について入ったのです。
下鴨神社を見たり
境内の古本市を覗いたりした後
わたし達は懲りもせず
旅行本に載っているという
名物処・だんご屋を探して
くそ暑い昼日中
また
1時間余りの彷徨をしました。
結局、それは
来た時バスを降りた
神社前停留所の近くに
あったのですが
運が悪いと言おうか
感が悪いと言おうか
わたし達は下鴨神社を中心にして
逆回りに回って1周
元に戻って見つけたのです。
だけど
こんな無駄歩きをしたのだけれど
食欲旺盛な小4の孫息子のみならず
年長組の孫娘までもが
だんご食いたさに
文句も言わず
滝のような汗を流し流し
ペットボトルの水を飲み飲み
歩き通しました。
その食い気や良し
その気力や良し。
見上げたもん
立派なもんだと
わたしは感心したのです。
境内の古本市を覗いたりした後
わたし達は懲りもせず
旅行本に載っているという
名物処・だんご屋を探して
くそ暑い昼日中
また
1時間余りの彷徨をしました。
結局、それは
来た時バスを降りた
神社前停留所の近くに
あったのですが
運が悪いと言おうか
感が悪いと言おうか
わたし達は下鴨神社を中心にして
逆回りに回って1周
元に戻って見つけたのです。
だけど
こんな無駄歩きをしたのだけれど
食欲旺盛な小4の孫息子のみならず
年長組の孫娘までもが
だんご食いたさに
文句も言わず
滝のような汗を流し流し
ペットボトルの水を飲み飲み
歩き通しました。
その食い気や良し
その気力や良し。
見上げたもん
立派なもんだと
わたしは感心したのです。
保津川下りをやろうと
JRで京都から
嵯峨嵐山へ向かいました。
嵐山からは
トロッコ電車とタクシーを乗り継いで
乗船場へ向かいます。
で、皆さんご期待の
トラブル
それは
電車に乗った途端に
起こりました。
後から乗って来て
合席になった母子3人連れ
その、6、7歳のちびっこふたり
このふたりがトラブルの種。
乗って来るやいなやこのふたり
わたしの向かいの席で
『きゃあきゃあ、わあわあ』
とち狂い始めたのです。
帽子を取り合い、頭を叩き合い
罵り合い、絡まり合い、蹴飛ばしあい・・・。
とばっちりでわたしは
土足で足を踏まれたり
脛を蹴られたり。
だけど、その母親
わたしが蹴られたのに
気付いていたのかいないのか
お構いなしの無関心。
2、3度
「静かにしなさい!
パパに言いつけるわよ。
今度は連れて来ないからね」
と、効果もない声掛けをしただけ。
後は自分の世界に閉じこもり
携帯メールを打っていたのです。
堪りかねたわたしは
ちびっこギャングふたりを指で制止
目で制し、口で制止したのです。
だけど、ギャングたちも
なかなかの剛の者
制された時だけ
わたしを上目使いで見て
ちょっとの間収まるだけ。
わたしの威光も地に落ちたもので
決め手にならなかったのです。
そこでとうとう
わたしの堪忍袋の緒が切れて
『お母さん!!!
子育ても大変でしょうがね。
メールも大切でしょうがね。
ちったあ息子たちの様子を見て
効き目のあるような
叱り方、したらどうですかね!!!』
と、わたしが言おうとした時
次女からメールが入りました。
『パパア!
血圧上がって血管切れる前に
席替るよ』って。
次女はわたしと座っていたのですが
この母子3人連れの為に席を譲り
ちょっと離れた席に
移っていたのです。
が、こちらの様子には気が付いていて
はらはらしていたのです。
『もう、我慢ならん!
煩くて煩くて、もう限界、切れそう!!!』
と、わたしはメールを返しました。
するとまた
次女から返事が来ました。
『サラ、抱っこするから
こっち来て座らない?
まあ、そこの猿鬼といるのも
修行だけどね』って。
『そうか、修行か!!!』
修行と言われてわたしは
『心頭滅却すれば火もまた涼し』
と言った快川禅師を思い出し
怒りをぐっと飲み込む
修行を続けたのです。
JRで京都から
嵯峨嵐山へ向かいました。
嵐山からは
トロッコ電車とタクシーを乗り継いで
乗船場へ向かいます。
で、皆さんご期待の
トラブル
それは
電車に乗った途端に
起こりました。
後から乗って来て
合席になった母子3人連れ
その、6、7歳のちびっこふたり
このふたりがトラブルの種。
乗って来るやいなやこのふたり
わたしの向かいの席で
『きゃあきゃあ、わあわあ』
とち狂い始めたのです。
帽子を取り合い、頭を叩き合い
罵り合い、絡まり合い、蹴飛ばしあい・・・。
とばっちりでわたしは
土足で足を踏まれたり
脛を蹴られたり。
だけど、その母親
わたしが蹴られたのに
気付いていたのかいないのか
お構いなしの無関心。
2、3度
「静かにしなさい!
パパに言いつけるわよ。
今度は連れて来ないからね」
と、効果もない声掛けをしただけ。
後は自分の世界に閉じこもり
携帯メールを打っていたのです。
堪りかねたわたしは
ちびっこギャングふたりを指で制止
目で制し、口で制止したのです。
だけど、ギャングたちも
なかなかの剛の者
制された時だけ
わたしを上目使いで見て
ちょっとの間収まるだけ。
わたしの威光も地に落ちたもので
決め手にならなかったのです。
そこでとうとう
わたしの堪忍袋の緒が切れて
『お母さん!!!
子育ても大変でしょうがね。
メールも大切でしょうがね。
ちったあ息子たちの様子を見て
効き目のあるような
叱り方、したらどうですかね!!!』
と、わたしが言おうとした時
次女からメールが入りました。
『パパア!
血圧上がって血管切れる前に
席替るよ』って。
次女はわたしと座っていたのですが
この母子3人連れの為に席を譲り
ちょっと離れた席に
移っていたのです。
が、こちらの様子には気が付いていて
はらはらしていたのです。
『もう、我慢ならん!
煩くて煩くて、もう限界、切れそう!!!』
と、わたしはメールを返しました。
するとまた
次女から返事が来ました。
『サラ、抱っこするから
こっち来て座らない?
まあ、そこの猿鬼といるのも
修行だけどね』って。
『そうか、修行か!!!』
修行と言われてわたしは
『心頭滅却すれば火もまた涼し』
と言った快川禅師を思い出し
怒りをぐっと飲み込む
修行を続けたのです。