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二条城の庭園で
不思議な松を見つけました。

03dc6d1f.jpeg 折れた幹から
 桜の若枝が伸びていたのです。

 『木に竹を接ぐ』
 という言葉がありますが

 それを地で行ったような松。

 わたしは

赤い花桃に白い花桃を接いだのは
見たことがありますが

全く異種の接ぎ木を見たのは
初めてでした。

だれが何故、どんな思いで
接がしたものか、接いだものか。

ちょっち興味が
湧きました。

eb35d568.jpeg 我が家には

 ヤマゴボウが寄生した
 棕櫚の木があります。

 だけどこれは完全に
自然のなせる業。


気が付いたら
生えていただけの話です。
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わたしだけ乗せて
サンダーバードが発車。
 
わたしはね。
 
長女たちが乗り遅れたのは
一向に構わないんです。
 
どうせ
急ぐ旅じゃあないし
 
遅くなっても
後から来りゃあいいんです。
 
だけど、問題なのは
 
ダンディーなわたしが、3人分の
荷物を持たされたこと。
 
わたしが乗ったのは
富山駅4番線階段横の8号車です。
 
指定は
2号車に取ってありました。
 
ってことは
もうお分かりでしょう!

いい歳したわたしが

自分のナップザックを背に
 孫のチェロをたすき掛けに背負い

その上
重いズタ袋を肩にかけ
 
その上

2台のキャリーバッグを
両手で引き
 
8、7、6、…2号車へと
長い道のり

あっちよろよろこっちよろよろ
揺すぶられながら
 
移動しなけりゃあ
ならなかったことなんです。
 
結局
1度じゃあ運び切れず
 
わたしゃあ
3往復しましたよ、3往復。
 
一段落したところへ
長女から電話が入りました。
 
「パパァ、ごめんごめん
乗り遅れちゃった!
 
1時間遅れで追いかけるから
金沢で降りて待っててくれるう?」
 
「冗談じゃないよ。
 
もう一回この大荷物
載せ降ろしするなんて!
 
お父さんにゃあもう
そんな体力、残ってるもんか!」
 
と、断りました。
 
ともかく京都まで
先に行くことにして
 
わたしは
次女にメールを打ちました。
 
「ミノンとアトが富山で
乗り遅れた。
 
パパは3人分の荷物を持ったまま
電車の中。
 
定刻に京都に着くが
動きが取れないので
 
着いたら

荷物をロッカーに預けて
 北陸線ホームへ来てくれ!」ってね。
 
わたしゃあほんと

上々のスタート切りましたよ
上々のね!
 
「パパ、押えて押えて!!!
怒っちゃだめよ」
 
これが、京都で会った次女が
最初に言った言葉です。

腹の立つ旅。
 
その序幕は旅立ちの
富山駅で上がりました。
 
今度の旅は
 
長女・ミノンと次女・マノン
それぞれの子供1人ずつ
 
それにわたしの5人旅。
 
わたしと長女親子は
黒部から京都へ
 
次女親子は
東京から直接京都へ
 
京都駅で12時過ぎに
待ち合わせることにしたのです。
 
わたし達は
黒部を8時40分の普通電車に乗り
 
富山で特急サンダーバードに
乗り換える段取り。
 
1番線で降りて4番線へ
たった4分の乗り換え時間です。
 
それなのに
富山駅に着くや否やです。
 
「駅のスタンプをもらう」
と言って、孫息子が突然
 
改札口へ
走って行っちまったのです。
 
ただの乗り換えだって
4分じゃあぎりぎりです。
 
「ミノン!
何で行かせた!
 
時間、ないじゃあないか!!!」
 
もちろん、わたしは
長女を詰問しましたよ。
 
「だって、スタンプ押したいって
言うんだもの」
 
長女はどこまでも
息子に甘い母親です。
 
「だけど、乗り換え時間
たったの4分だぞ。
 
改札まで行けるわけ
ないじゃあないか」
 
「そりゃあ、そうだけどさ。
 
先日も押せなかったから
今日こそはって言うんだもの…」
 
そんなやり取りをしている内に
発車の案内。
 
当然
孫息子は帰ってきません。
 
富山駅は今
新幹線工事をしていて
 
改札口はいつもより
ずっと遠いのです。
 
帰って来られる筈がないのです。
 
「パパ、私見て来るから
荷物お願い!!」
 
長女はわたしと荷物を置いて
駆け出して行きました。
 
わたしは仕方なく
 
わたし自身の
キャリーバッグとナップザック
 
長女のキャリーバッグ
 
孫息子のチェロと
勉強道具の入ったおも~いズタ袋
 
この5点を何とか
サンダーバードに載せました。
 
そこへ発車のベルです。
 
わたしはドアから首を投げ出し
 
未だか未だかと
長女たちを待ちましたよ。
 
だけど
 
誰かが階段を
飛び下りて来る気配さらに無し。
 
わたしはドアに足を挟んで
発車を止めようかとも思いました。
 
でもね
そりゃあやっぱり脱法行為

わたしは世間体も考えて
きっぱり思い止まりました。
 
で、結局
長女たちは乗り遅れ
 
わたしだけ乗せて
サンダーバードは発車したんです。
 『虫の居所が悪い』
って言葉がありますが

旅行中のわたしは

その虫の居所が悪かった
のかも知れません。

腹の立つことが次々
起こったのです。

だけど
よく考えてみると

虫の居所が悪かったなんてのは
わたしの言い逃れです。

わたしは
自分のことを棚に上げ

腹の立つ原因を
他人のせいにしていますが

もしかしたらこの原因

わたし自身にあったのかも
知れません。

この異常頻度の腹立ち
自分でも異常だと思うのです。

もしかしたらわたし

ちょっと遅い『男の更年期』に
入っているのかも知れません。

だとしたら

腹立ちの対象になった方々
どうかお許しくださいませ!

京都は清水寺への道すがら

「案内本に載っているから」

と、娘たちが薦める
『甘味処』へ入りました。

だけど

満席には見えないのに
ウエイターは

カウンターのところで
うろちょろしてるだけ

なかなか奥の席に
通してくれません。

待たされること10分以上

わたしは
苛立ちが先に立ちました。



わたしゃあねえ
69面下げて

クソ暑い昼日中

清水寺へ続く長い急坂
上って来たんです。

観光客かき分けかき分け
滴る汗、山ほどかいて

えっちらおっちら
必死に上って来たんです。

だから、わたしゃあね

1分でも、1秒でも早く
座って

観光客必飲だとか何とかいう
冷たい

『ミント風味レモン水』を
飲みたかっただけだったんです。

そりゃあ

店内は涼しかったですよ。
汗もすっかり引きましたよ。

だけどわたしゃあ

1分でも1秒でも早く
腰下したかったんです。

ウエイターさんには

「お暑かったでしょ!

店内十分冷やして
お待ち申しておりました。

さあさあどうぞ、さあどうぞ
お席の方へさあどうぞ!」

って、入って直ぐ
案内されたかったんですよ。

それを、なんぼう経っても
なんぼう待っても

店先で立たされたまんま

見たくもない土産物
見させられていたんです。

その間

わたしにゃあ
10分以上に思えました。

わたし達が待たされていたのは
店先にある土産物売り場。

わたしゃあ嫌でも
土産物見てるしかなかったんです。

嫌でもね!!!

店の経営戦略かどうかは
知りませんがね。

わたしゃあね

土産物なんて興味ないし
買うような人間じゃあないんです。

それにですよ、わたしゃ何も
待たされてまで

案内本に載ってるって
言うだけの

そんな
権威主義の『甘味』など

味わいたかあないんです。

わたしゃあね
自慢じゃあないけれど

お宅自慢の『甘味』と
そこらのスーパーで売ってる『甘味』と

味わい分けられるほど
敏感な舌なんて

持ち合わしちゃあいないんです。

わたしゃあね
普通のでいいんです、普通ので。

普通ならね
1人ん時のわたしならね

わたしゃあ、そんな店
願い下げ。

すぐさま
飛び出していたとこなんです。

でもね、この日のわたしゃあ
娘たちと一緒。

娘たちがせっかく段取りしてくれた
旅行に来てるんです。

だからね

『少しは我慢しなきゃあ』って
そう思ってわたしゃあ

店ん中歩き回りましたよ
10分間。

そうやって10分間
我慢に我慢重ねて待っていて

わたしたちゃあやっと
席に案内されたんです。

だけど、流石にわたしも
大人!!!

ウエイターさんには
直接嫌味を言わず

娘たちだけに言って
その『甘味』、味わいました。

だけど、味にゃあ特別
コメントなんて無いですよ。

だけどまあ
言ってみれば

口ん中に残った味は
『待たされた!!!』って味かな。

わたしゃあ、わたしの
この『嫌味の効いた』コメント

京都にいる間中忘れることが
出来ませんでした。

年のせいだか何だか
知らないけれど

細かいことに
やたら腹の立つ

京都の旅の1日目でした
ほんとんとこ!!!

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