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むかし
『ふぞろいの林檎たち』
って、テレビドラマがありました。
そのドラマには
まったく関係ありませんが
『ふぞろいつながり』で
わが家の『ふぞろいな餅』の話を一席。
わが家の正月の餅は毎年
3女一家が総出で搗いてくれてます。
その餅が
『ふぞろいな林檎たち』
じゃあないけれど、結構ふぞろい。
厚さも違えば大きさも違います。
もちろん
原因はこのわたし。
「食べてしまえば、形なんて関係ない。
だから、適当に適当に」
っと、要望しているからです。
「折角搗くんだから見栄えよく
厚さも大きさも揃えようよ!」
と、数学系気質の3女一家は言うのですが
わたしが断固要望しているのです。
なぜかと言えば
『食べてしまえば、形なんて関係ない』
っていう正当な理論も勿論ありますが
3女一家に
余り負担をかけたくないと
わたしが少し
気を使っているからでもあるのです。
その餅を
松があけて遊びに来た友人・Nにやると
翌日メールが来ました。
Nのメールです。
君にもらった餅を、朝はぜんざいで
昼はストーブで焼いて食べた。
店で買った餅とは大違い
田舎の懐かしい味がした。
僕が生まれて初めて作った
白菜漬の味とも良く合って
昨日遊びに来た妻も
美味しい美味しいと褒めている。
その味より
もっと気に入ったのがその形。
大きさも厚さも
ふぞろいなところが超一流。
なぜって
餅が順繰りに焼き上がったんだ。
だから、こんがり焼けた奴を次から次と
間を置かずに食べられた。
「餅が順繰りに焼き上がった」
というNの報告
『ふぞろいな餅』には
そういう効能もあったのか!
と、わたしは目から鱗です。
「ふぞろいでいい!」
と、言い張るわたしにだって
多少の引け目がありました。
だけど
Nのお陰で理論補強ができたのです。
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