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連休が終わると
 
遊びに来ていただれかれが
帰ってしまい
 
わが家は母と妻とわたしの
3人家族に戻りました。
 
そんなある日の母の日記です。
 
 
 
ミノン一家が帰ってしまい
家の中が又、寂しくなった。
 
だけど

何だか未だ誰か1人くらい
いる様な気がして太郎に聞くと
 
「お母さんとお晴と僕の3人だけだよ」
と、言うのだけれど
 
やっぱり未だ
他にいるような気がして聞き直してしまう。
 
どうしてなんだろ
不思議でならない、この変な気持。
 
 
 
そうなんです。
 
最近の母は
自分でも書いてるように
 
何だか分らない不思議な境地に
時々入り込みます。
 
母はそこにはいない誰かを
時々感じるのです。
 
ミノン一家が帰った後もそう
ナコちゃんが帰った後もそう。
 
「お勝手にいるのはミノンたちなの?」
 
と、誰もいないお勝手に
ミノンたちがまだいるように感じたり
 
「太郎の隣にいるのはナコちゃんなの?」
 
と、誰もいないわたしの横に
ナコちゃんが見えたりするのです。
 
「ナコちゃんなんて
どこにもいないじゃない!
 
ここには僕とお母さん以外
誰もいないよ。
 
お母さんには
一体誰が見えてるのよ?!」
 
と、聞くと
 
「それがはっきりしないのよ。
でも、やっぱり
誰かいるような気がするのよ」
 
と、言うのです。
 
 
 
ピカソのキュビズム
いろんな視点から見た形を
 
1つの画面にとり入れて
描く手法ですが
 
母の場合も
それにちょっと似ています。
 
過去の場面を
今現在の場面に重ねて
 
見たり感じたりしているように
わたしには思えるのです。
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