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「お母様!
どうかしましたか、お母様!」 

夜中の2時
妻の叫び声で目が覚めました。
 
わたしは12時に寝たばかり
意識朦朧状態です。
 
それでも眠い目をこすりながら
母の部屋に飛んで行くと
 
着替えを手伝ってもらいながら
母がぼそぼそ説明しています。
 
「トイレが終わって
立ち上がろうとしたら
 
誰かが私に水をかけたのよ。
お陰で、パジャマや下着がびしょびしょ。
 
ともかく着替えなきゃあって
 
それで
箪笥の所へ行こうとしてたのよ。
 
みんなを起しちゃってごめんね。
 
でも最近
こういうことがよくあるのよ。
 
誰か、たまに来た人が
私に水をかけるのよ」
 
「たまに来た人って誰さ。
お母さんはその人見たの?」
 
と、わたしも話に割って入り
尋問します。
 
「見てやしないわよ。
 
下着が濡れて困っているんだもの
そんな余裕無いわよ」
 
「でもね、お母さん!
 
今、この家にいるのはお母さんと
僕とお晴の3人だけ。
 
水かける人なんか誰も
いないんだよ。
 
僕の想像だけどね
お母さんが立つ時

多分、
お尻の洗浄ボタン
押しちゃったんだと思うのよ」
 
「そんなとこ押さないわよ。
多分私の次に入った人が押したのよ」
 
と、第4の人物の存在を
信じ切っている母を説得するのは
 
どうにも難しそう。
 
それで仕方なく
 
「今トイレへ行って
今度から水かけないように注意しとくよ」
 
っと、話を切ったのです。
 
 
 
母の腰は極端に曲っています。
 
だから立ったり座ったりが大変
ズボンやパンツの上げ下げも大変。
 
時にはふらっとして
 
ボタンに手を置いてしまうことも
あると思うのです。

そんな訳で
 
何か手を打たなけりゃあと 
手探りを始めたわたしですが

なかなか名案が浮かばないのです。
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