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一生園に行くとわたしは
母との会話の合間に
 
姉妹にメールを送ります。
 
それはわたしの退屈しのぎになったり
母の近況報告になったり
 
情報交換の場になったりします。
 
 
 
『今日のお母さんは
 
中庭のベンチに座り
コロガキとプリンを食べ
 
ナコちゃんのお母さんやサカエさんからの
葉書を読みました。
 
教え子のサカエさんはもう
83だってさ
 
運転できなくなったので
なかなか来られないと書いてありました。
 
みんな年なんだよねえ。』
 
 
そのサカエさん
 
10月の終わり、一生園に
母を訪ねて来てくれました。
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全国を股にかけ
 
有機無農薬農産物の
流通をやっているいる友人に
 
わたしはメールを送りました。
 
 
 
『岩佐大兄!
元気でしょうね!!!
 
僕は相変わらず富山と
山梨を行ったり来たりの生活で
 
今は山梨。
 
昨日
さつまいもを掘りました。
 
3ed6f075.jpeg 写真を見て欲しいんだけれど
 一株でこれだけ取れました。
 
 一生懸命やったおかげで
 さつまいもは今年も豊作
 
 みんなに食べてもらえるので
嬉しい限りです。
 
時期から言えば
 
収穫はもうちょっと
後でもいいのだけれど
 
知ってのように、この夏には
 
ジャガイモやかぼちゃがハクビシンに
食い散らかされてしまったので
 
同じ轍を踏みたくないと
掘るのを少し早めたのです。
 
ところで
僕は去年から山梨で
 
ジャガイモやさつまいもを
結構大量に作っています。
 
あの恐ろしい原発事故が
きっかけで
 
『もしもまた
原発事故が起こったら・・・
 
一時だけでも一族が
生き延びられる食糧確保を』
 
と、考えての耕作です。
 
『一時だけでも一族が』だなんて言うと
『何たる自己中!』と
 
正義感あふれる君には怒られそうだけれど
これは半分冗談で
 
『遊休農地持ってる僕には
これを有効に活用する義務がある。
 
しかも、健康にやさしい
作物を作る義務がある。』
 
と考えての耕作です。
 
しかし
 
有機無農薬は理想なんだけれど
実際にやってみると
 
半端農家の僕には
これはもう大変なテーマでした。
 
富山へ行って帰って来ればもう
畑一面に雑草が生い茂り
 
ジャガイモの葉っぱ食っちゃう
天道虫だましや
 
かぼちゃの葉っぱ食っちゃう
名前も知らない虫たちが大発生していました。
 
その繰り返しの1年で
 
結局、農薬を使わなけりゃあ
どうにもならなかったのです。
 
勿論、草なんかはマルチを敷いたり
繰り返し耕運したりして対処しましたが
 
害虫は捻り潰すだけじゃあ
殺し切れなかった。
 
だって彼らは
村中から集まってくる感じで
 
朝潰しても
夕方にゃあまた来てるんだ。
 
それに、もうひとつ
にわか農家にゃあ堆肥作りも難問だった。
 
それで仕方なく僕は
 
鶏糞と化学肥料と農薬を使って
農業やったんだ。
 
それでやっと
収量確保ができたって感じです。
 
だから
 
有機無農薬農家の苦労もわかるし
産物が高価なのも理解できます。
 
そこでお願いなんだが、岩佐!
君は有機無農薬栽培の最前線にいるんだからね
 
日本中の衆知を集め
 
半端農家の為の本
出してくれないかねえ?』

 

真犯人に告ぐ!!!
 
『ジャガイモは食ってもいい。
だけど食い散らかすのは止めろ!
 
食うなら全部食え
もったいないだろ!』と。
 
『熟してもいないかぼちゃなんて
水っぽくて食えたもんじゃなかったろ。
 
1個目で不味いってことに気が付け
2つも3つも試し食いするな!
 
どうしても食うというなら
でっかく育て、熟してから食え!』と。
 
 
 
わたしはこの夏
 
ジャガイモ畑とカボチャ畑を
荒らされました。
(11/03 獣害は酷いけど)
(561 獣害は酷いけど)
 
犯人はイノシシかシカだとわたしは考え
他人にもそう言って来たのですが
 
現地に残された
5つの傍証から判断すると
 
どうも、違うんじゃないか
と思えるのです。

3d956df6.jpeg8b628468.jpege2f425bc.jpeg
 






   傍証1             傍証2           傍証3

4295c5e7.jpeg
 傍証4

 疑問を抱いたきっかけは
 添付した『傍証1』の写真です。
 
 不思議なことに、この畑から
 100mも離れた草道に
 

食べかけのジャガイモが1個だけ
落ちていたのです。
 
イノシシやシカに
こんな運び食いが出来るとは思えず
 
出来るのは手指の発達した
猿かハクビシンだと思ったのです。
 
そういう思いで考え直すと
反証が次々出て来たのです。
 
まず、『傍証2』の写真を見た
高校の同級生・U東工大名誉教授から
 
『イノシシなら
ブルドーザで押しまくったような跡になる筈』
 
と指摘され、わたしは簡単に
『それもそうだな』と思ったのです。
 
『傍証3』と『傍証4』の写真は
 
今年やっぱりやられた
トーモロコシとカボチャですが
 
こんな食べ方をするのはハクビシンだと
インターネットでわかり
 
ハクビシンが近くにいることが
確認されたのです。
 
『傍証5』は、ナイロンネットが
食いちぎられていた点です。
 
イノシシなら地面を掘り込んだり
押し倒したりするだろうし
 
シカなら
飛び越えるか押し倒すかだろうし
 
猿なら破るまでもなく簡単に
乗り越えるだろうし
 
食い千切るような面倒な
破り方をするのは
 
ハクビシンしかいないように
思えるのです。
 
そんなことで
ハクビシンが限りなく黒いのですが
 
真犯人は実際には目撃されておらず
特定されていないのです。
 
と言うことで
真犯人は分からないのですが
 
それでもこう
言っておきたいのです。

一生園に行くとわたしは
母との会話の合間に
 
姉妹にメールを送ります。
 
それはわたしの退屈しのぎになったり
母の近況報告になったり
 
情報交換の場になったりします。
 
 
 
e2f425bc.jpeg 『畑仕事と言えば獣害。
 
 今年もジャガイモやかぼちゃ
 それにとうもろこしもやられちゃった。
 
 もちろん、ナイロン製のネットを
 張っているのだけれど
 
8b628468.jpeg 野獣たちは
 かいくぐったり食いちぎったり。
 
 ちゃんと実って、絶対量が増えてから
 食べてくれりゃあいいんだけどね
 
 まだ小さいうちに食べちゃうんだよ
               やんなっちゃう。
4295c5e7.jpeg 
 だけど日々成長する
 野菜を見てるとほんと気持ちがいい。
 
 清々するんだ!』






一生園に行くとわたしは
母との会話の合間に
 
姉妹にメールを送ります。
 
それはわたしの退屈しのぎになったり
母の近況報告になったり
 
情報交換の場になったりします。
 
 
 
『今日は月1回のバルーン交換日。
もう慣れたので、僕の車で来ました。
 
これから血液検査やエックス線検査
心電図も取ります。
 
1カ月振りの病院
懐かしい人たちに会いました。
 
むかし
 
お母さんと民謡やっていた千野さんや
富屋の芳子さんご夫婦
 
最近の人では
蜂巻さんや田上さん
 
みんなが寄って来てくれて
お母さんはおおもて。
 
幸せなことです。
 
待ってる間には
 
売店で買った
大プリンをぺろりとたいらげ
 
お母さんは快調そのもの。
 
診察の結果
肺に異状は見られず
 
多少の炎症反応と
貧血は見られるものの
 
腎機能も肝機能も正常。
 
だからみんな
安心していてください。
 
今はバルーン交換中
うまくおしっこが出れば万々歳。
 
僕らは安心して帰れます。』
 
 
芽衣子から返事が来ました。
 
『みんなに声をかけてもらって
お母さんはほんと幸せ者よね。
 
そりゃあそうと
太郎さん
 
畑仕事はありがたいんだけれど
ほどほどにしといてよね。
 
何かあったら
みんなが困るんだから。
 
畑なんかより
田舎で趣味の会に入ったら?
 
カラオケとか読書とか陶芸とか
何でもあるでしょうが…』
 
瑠璃からも来ました。
 
『ありがとう!
いつもに増してお疲れさまですね。

あっ、今小さな地震あり!
怖いなあ。
 
何か
お母さんを喜ばせることはないかねえ。
 
アッ すごい地震です
あー、収まりました収まりました。

地震はあるし
政界は混乱してるし
 
よくも次々
期待を裏切ってくれるよね。

議論好きのお仲間のみなさん
どう言ってますか?』
 
話はあちこち飛びますが
姉妹とのこんなやりとりも
 
退屈しのぎにはなってます。
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